イングランド練習場でスパイ騒動 望遠レンズ目撃してもエディーHCが「歓迎する」理由
“エディー節”が炸裂「だからと言って何かが変わるわけじゃない。歓迎するよ」
さらに、かつてスパイされた経験はあるかと問われると「分からないな。スパイがいるとしたら、ミッチ(ジョン・ミッチェルFWコーチ)がその一人だったような気もする。スナップチャット(SNSアプリ)でミッチは15個も偽名を使っているんだ」とジョークを飛ばした上で「ラグビーにはもうサプライズは存在しない。それこそ、このスポーツの素晴らしいところ。とにかく、試合当日に勝てるだけの状態を整えなければならないだけだ」と、こうした動きもラグビーの一つと捉えている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
一方で「誰かをスパイする可能性は?」と問われると「01年以来、スパイはしてないよ。昔はやっていたけど」とあっけなく認め、しかし「もう、する必要がなくなったんだ。すべて見ることができるから。YouTubeでみんなのトレーニングが見られるから。そういうスパイ活動をする意味なんてない、まったくゼロだ」とネットが普及した時代において“スパイ行為”自体が意味をなさないものになっていると持論を説いた。
「(今日は)最初から分かっていた。だからと言って、何かが変わるわけじゃない。歓迎するよ」と、どんな人物の目であっても受け入れると“エディー節”を最後まで貫いた名将。26日のニュージーランド戦へ向け、集中し切っている。
(THE ANSWER編集部)