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八村塁、19得点、9リバウンドで強さ発揮 渡邊らと“ビッグ3”競演も87-104で敗戦

バスケットボール世界ランク48位の男子日本代表は14日、同38位のニュージーランド代表との強化試合(カルッツ川崎)を行い、米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁がSFで先発出場。八村が19得点を挙げるなど、日本の誇る“ビッグ3”が競演したが、日本は87-104で敗れた。

SFで先発出場した八村塁【写真:荒川祐史】
SFで先発出場した八村塁【写真:荒川祐史】

八村は国内凱旋2試合目、渡邊雄太が右足負傷から復帰

 バスケットボール世界ランク48位の男子日本代表は14日、同38位のニュージーランド代表との強化試合(カルッツ川崎)を行い、米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁がSFで先発出場。八村が両軍最多の19得点、9リバウンドを記録するなど、日本の誇る“ビッグ3”が競演したが、日本は87-104で敗れた。


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 八村、渡邊雄太、ファジーカス・ニック、篠山竜青、田中大貴が先発。NBAグリズリーズとツーウェー契約を結ぶ日本人2人目のNBAプレーヤー・渡邊は、この日からメンバー入りし、右足首負傷から復帰。身長203センチの八村、206センチの渡邊、210センチで元NBAプレーヤーのファジーカスの“ビッグ3”が競演を果たした。

 夢のメンバーにファンから拍手が巻き起こる。第1クォーター(Q)開始43秒で八村が得点。1分37秒には、ファジーカスからパスを受けた渡邊がミドルレンジからシュートを決めて、コンビネーションの良さを発揮した。

 八村はディフェンスリバウンドで自らボールを奪うと、そのまま攻め込んで得点。だが、チームは全体的にゴール前でボールを失うシーンが多く、42-61で前半を折り返した。八村は出場12分59秒で11得点、5リバウンド、1ブロック。渡邊は6得点、ファジーカスは7得点を挙げ、ビッグ3で24得点。3人の融合はまずまずだった。

 第3Qは八村、ファジーカス、比江島慎、篠山、馬場雄大でスタート。八村がリバウンドで随所に強さを見せる。じわじわと点差を縮め、48-68の残り8分39秒から約4分間は相手に得点を許さなかった。63-72の残り4分53秒で八村はベンチへ。前戦でメンバーから外れたPG安藤誓哉がゲームを作って奮闘し、一時は8点差まで詰めたが、70-84で第4Qに入った。

 第4Qは安藤誓、安藤周人、竹内譲次、田中、シェーファー・アヴィ幸樹で開始。75-88の残り7分24秒で八村が入ると、得意のゴール下で起点となった。日本はリバウンドからのカウンターで好機を作る。八村は残り3分39秒で鮮やかな3ポイントシュートを決め、集まったファンを沸かせた。

 チームは今後の強化試合として、22日にアルゼンチン戦、24日にドイツ戦、25日にチュニジア戦(いずれもさいたまスーパーアリーナ)を予定。31日開幕(中国)のW杯1次リーグでは9月1日にトルコ、3日にチェコ、5日に米国と対戦する。

(THE ANSWER編集部)




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