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女子ゴルフ吉田鈴、首位と1打差3位浮上! 水害の地元・千葉へ届ける「元気にしたい思い」今季3勝目へ視界良好

国内女子ゴルフツアーの富士通レディース第3日が17日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C(6717ヤード、パー72)で開催された。8位で出た吉田鈴(大東建託)は、5バーディー、1ボギーの68で回って通算11アンダー。首位に1打差の3位につけた。今季初優勝から2勝の吉田は、水害に見舞われた地元千葉で県民に喜びをもたらす勝利を目指す。

富士通レディースに出場している吉田鈴【写真:柳田通斉】
富士通レディースに出場している吉田鈴【写真:柳田通斉】

富士通レディース第3日

 国内女子ゴルフツアーの富士通レディース第3日が17日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C(6717ヤード、パー72)で開催された。8位で出た吉田鈴(大東建託)は、5バーディー、1ボギーの68で回って通算11アンダー。首位に1打差の3位につけた。今季初優勝から2勝の吉田は、水害に見舞われた地元千葉で県民に喜びをもたらす勝利を目指す。

 1番パー5。吉田はピンまで残り85ヤードの第3打をピン横30センチにピタリとつけた。アゲインストも計算済み。50度ウェッジでの完璧な一打だった。

「あのイメージはすごく良かったですね。ああいう風にいつも打てたらなと思います。それ以降も流れが良くなりました」

 今季は好調で推移していたが、9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンと日本女子オープンで調子を崩した。生命線のウェッジショットを「さらに良くしよう」としていた取り組みが、裏目に出ていたことが理由だった。

 前週のスタンレーレディスホンダでは復調していたが、「左足上がりのライ」でのショットが多かったため、「その感覚が抜けずにいた」という。

 だが、それをこの一打で払しょく。2日間ゼロだったパー5でのバーディーを3つゲットした。

「今日は予想通りピン位置が厳しかったので、パー5でいかにスコアを伸ばせるかと思っていました。『60台で回れたら、かなりうまい』と考えていましたし、68で回れたのはとても良かったです」

 プロ2シーズン目の今季はすでに2勝。新潟、神奈川での優勝だった。そして、迎えた地元千葉での優勝チャンス。第3日までも大勢の声援を受けているが、最終日はさらにホーム状態になると思われる。本人もそれを予測して言った。

「そういう中で自分がどれぐらいできるのか。それを自分で見てみたいです。楽しみです」

 その上で記者から「水害に遭った千葉を自分の勝利で少しでも元気にしたいという思いはありますか」の問いには、「あります」ときっぱりと答えた。

 大会コースの東急セブンハンドレッドC西Cも甚大な被害を受けていたが、スタッフ、関係者が懸命に整備して今大会に間に合わせた。吉田はその恩返しも込めて、一打一打に集中していく。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)



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