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「古江ちゃんがすごい伸ばしていた」蛭田みな美が抱く危機感…4年前は惨敗、父とリベンジへ

国内女子ゴルフツアーの富士通レディース第2日が16日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C(6717ヤード、パー72)で開催された。首位で出た蛭田みな美(YUASA)は、5バーディー、1ボギーの68で回って通算11アンダーとし、首位を堅持した。一方、今大会3度優勝(アマチュア時代を含む)でホステスプロの古江彩佳(富士通)が、66で4位から首位に浮上したことを警戒。4年前、最終日最終組対決で惨敗したことへのリベンジを誓った。

富士通レディース第2日に出場した蛭田みな美【写真:柳田通斉】
富士通レディース第2日に出場した蛭田みな美【写真:柳田通斉】

富士通レディース第2日

 国内女子ゴルフツアーの富士通レディース第2日が16日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C(6717ヤード、パー72)で開催された。首位で出た蛭田みな美(YUASA)は、5バーディー、1ボギーの68で回って通算11アンダーとし、首位を堅持した。一方、今大会3度優勝(アマチュア時代を含む)でホステスプロの古江彩佳(富士通)が、66で4位から首位に浮上したことを警戒。4年前、最終日最終組対決で惨敗したことへのリベンジを誓った。

 最終18番パー4。蛭田は80センチのパーパットを決め、安堵の笑みを浮かべた。3連続バーディーもあり、ショット、パットがかみ合っての連続ナイスラウンド。だが、古江のことが気になっていた。

「さすが、古江ちゃんがすごい伸ばしていたんで、『伸ばさないと明日はやばいな』と思って、今日はやってました」

 プレー内容を問われると、柔らかい笑みを浮かべて言った。

「昨日と一緒で今日もスライスしか入ってないです(笑)。5個のバーディー全部スライスラインです。9番は15メートルくらいありましたね。それもスライスラインです」

 記者から「スライスラインを残すように狙っていたんですか」と問われると、大笑いで「違いますよ~」と否定した。

 今季は、7月の大東建託・いい部屋ネットレディスから前週まで11試合連続予選通過。うち4度トップ10入りを果たしている。メルセデス・ランキング(MR)は37位に浮上。今大会終了時、MR35位以内に与えられる米ツアーとの共催大会・TOTOジャパンクラシック(11月5日初日)出場権も視野に入ってきた。だが、本人はプロとして勝つことだけを考えていた。

「予選を首位で終えられるのがCATレディース(初優勝した2023年大会)以来なので、そこがすごくうれしいです。明日もバーディーを目指して頑張りたいです。目標の予選通過はできたので、あとはもう優勝目指して行こうかなっていう気持ちです」

 古江とは2022年の今大会最終日に最終組で回っている。首位の古江とは3打差の2位スタートで、古江は69で回って通算16アンダーで優勝。蛭田は74を打って通算8アンダーで17位だった。

「めっちゃ上手くて、その時も彼女が勝ちました。まだ3日目ですが、今回は食らいついていきたいなと思います」

 課題はフックラインのパット。ストロークは今季から師事する平田智コーチから教わった「自然に開いて自然に閉じる」と心がけているが、「フックだとつい浅めにラインを読んじゃうんです」とこぼした。そして、「これからキャディーとすり合わせたいと思います」と言い、目を細めた。

 バッグを担いでいるのは父・宏(ひろし)さん。初優勝した2023年のCATレディースでも宏さんがキャディーを務めていた。苦しんだ昨季の後半とは打って変わり、完全に復活した蛭田は「古江ちゃん」を意識しつつ、父と話し合いながら再び頂点を目指す。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)



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