たった3回のバトンパス練習で中学新記録 台風25号、豪雨の影響も…輝いた4人の絆「仲間を信じたからこそ」――CJAC
陸上の日本選手権リレーは10、11日の2日間、MUFGスタジアム(国立競技場)で行われた。U16女子4×100メートル決勝では、CJAC(千葉)が46秒16の中学新記録で優勝。わずか3回のバトンパス練習で、見事日本一の座を手にした。

「THE ANSWER 陸上PLUS|STORY」 日本選手権リレー
陸上の日本選手権リレーは10、11日の2日間、MUFGスタジアム(国立競技場)で行われた。U16女子4×100メートル決勝では、CJAC(千葉)が46秒16の中学新記録で優勝。わずか3回のバトンパス練習で、見事日本一の座を手にした。
森谷華美―石井空羽―森田菜々乙―竹沢明音羽のオーダーで出場したCJAC。
号砲直後から1走の森谷が飛び出し、完璧なバトンパスで先頭争いに加わる。最後の直線は河南陸上クラブと一騎打ちとなったが、4走の竹沢が接戦を制してトップで駆け抜けた。4人そろって笑顔で記念撮影に納まり、最高の笑顔を弾けさせた。
8月の全中女子100メートルで優勝した2走の石井が「ここまでできるとは自分も思っていなくて、嬉しい気持ちです」と語ると、3走の森田も「一緒に練習してくれた仲間や先生、家族のみんなに感謝の気持ちでいっぱい」と喜びを口にした。

千葉を拠点にする混成チーム。互いの自宅が離れており、普段から全員で集まって練習することが難しい。特に今回は直前に台風25号に伴う豪雨により、千葉県内の道路が通行止めになった影響もあり、バトンパスの練習はわずか3回しかできなかったという。
それでも従来の中学記録(46秒34)を0秒17更新する好タイムをマーク。「中学新は本当に速くて、本当に更新できると思っていなかった。仲間を信じたからこそ、達成できたと思います」(4走・竹沢)。4人の強い絆が、大舞台で輝いた。
(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)
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