那須川天心戦、採点基準に帝拳・浜田代表「(4R時点で)取られているのかと」 ダウン奪取も敗北「関係者の間でも真っ二つに分かれることが」
ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が27日、トヨタアリーナ東京で行われた。同級1位の挑戦者・那須川天心(帝拳)が王者・井上拓真(大橋)に0-3(111-116×2、113-114)の判定負けを喫した。那須川陣営の帝拳の浜田剛史代表は、採点の奥深さを語った。戦績は28歳の那須川が8勝(3KO)2敗。30歳の井上が23勝(5KO)2敗。

WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦
ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が27日、トヨタアリーナ東京で行われた。同級1位の挑戦者・那須川天心(帝拳)が王者・井上拓真(大橋)に0-3(111-116×2、113-114)の判定負けを喫した。那須川陣営の帝拳の浜田剛史代表は、採点の奥深さを語った。戦績は28歳の那須川が8勝(3KO)2敗。30歳の井上が23勝(5KO)2敗。
序盤、那須川は距離を取りつつジャブで出方を探る。2回は一瞬で加速した井上の右ストレートを浴びるも、ワンツーで応戦。4回終了時点で、ジャッジ2者が井上を支持する厳しい展開となった。
7回はわずかな油断を見せた井上の顔面に左ストレートを炸裂。ダウンを奪った。しかし、巧みなディフェンスを見せる王者を詰め切れなかった。鋭いカウンターを受けるなど、要所でポイントを奪われ、8回終了の公開採点は1-2。最終12回まで果敢に攻め立てたが、リベンジを果たすことはできなかった。
試合後、浜田代表は結果について「4ラウンドの採点を聞いて、取られているのかと。3人のジャッジの取り方がわかったのは良かった。ダウンに繋がったが、後半は流れを変えにくかった」と振り返る。採点は3人のジャッジがラウンドごとに優劣をつける制度で「採点基準、約30年になりますけど、ボクシング関係者の間でも真っ二つに分かれることがある」と話した。
那須川は「本当にボクシングで負けた感じ。ポイントゲーム。負けた気していないんですよ」とやるせない思いを口にした。「難しすぎます。倒すだけがボクシングじゃないんだなと。経験、実力不足です」と振り返っている。
一方、井上の父でトレーナーの真吾氏は「天心選手は気持ちが強かった」と評価。ダウンについては「すごく悔しかった。倒し返すくらいの気持ちでいけよと言いました」と発破をかけていた。大橋秀行会長は「ダウン以外は完璧だった」と称賛した。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)








