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コーチも予想する9秒台 男子100m五輪代表ケンブリッジ飛鳥が秘める可能性

大前コーチ「潜在能力は高校の時から感じていた」

 今春からドームに入社。大リーグのダルビッシュ有(レンジャーズ)も、日本滞在時に練習に訪れる同社のトレーニング施設で週2回の集中的な筋力強化メニューを消化。初の日本一につなげた。

 指導する大前祐介コーチは「潜在能力は高校の時から感じていた。体は世界基準になってきていて、走りもうまくなっているから、今後9秒台も多分出すだろうなと思っている」と言う。内定したリオ五輪本大会で決勝進出の目安が、いわゆる「10秒の壁」。昨年の世界陸上北京大会も、決勝進出者の最低ラインは9秒99だった。

 ケンブリッジは「怪我とか色々あったが、乗り越えられて良かった。五輪はずっと目標にしてきたので、しっかり楽しんで走りたい」。日本陸上界に、頼もしい新星が出現した。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer



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