苦しんだのに0封10K、山本由伸が「いかに優れているかの証拠」 相棒ラッシング称賛「うちのローテはエースだらけ」
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は5月31日(日本時間6月1日)、本拠地フィリーズ戦に先発登板。5回1/3、104球を投げて4安打無失点、10奪三振の好投で今季5勝目をマークした。チームは9-1と、5月を快勝で締めた。バッテリーを組んだダルトン・ラッシング捕手は、制球に苦しみつつも試合を作ったエースを称えた。

本拠地フィリーズ戦
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は5月31日(日本時間6月1日)、本拠地フィリーズ戦に先発登板。5回1/3、104球を投げて4安打無失点、10奪三振の好投で今季5勝目をマークした。チームは9-1と、5月を快勝で締めた。バッテリーを組んだダルトン・ラッシング捕手は、制球に苦しみつつも試合を作ったエースを称えた。
山本は初回、2つの見逃し三振を奪って3者凡退。三振は2つとも、捕手ラッシングがABSチャレンジ(ハイテク機器でのストライク・ボール判定)を成功させ、ボールからストライクに判定が変わったものだった。2回以降もボール先行の苦しい投球が続くが、得点は許さず。4-0とリードの5回には1死二、三塁のピンチを迎えるも、1番シュワーバー、2番ターナーを連続三振に斬って取った。
球数がかさみ、5回終了時点で94球に。それでもデーブ・ロバーツ監督は6回も山本をマウンドに送った。先頭のハーパーに四球を与え、続くマーシュを見逃し三振に抑えたところで降板。本拠地の観客からは大歓声が送られた。104球中、ストライクは69球。制球に苦しみつつも、5回1/3を投げ、4安打2四球1死球、キャリアハイに並ぶ今季最多の10奪三振で無失点の粘投だった。
試合後に取材に応じたラッシングは「初回は少し感覚を探りながら投げているようだったが、結果的に5回ちょっとを投げてくれた」と山本の粘り強い投球を称賛。ABSチャレンジを初回に2つ成功させたことについては「ああやって彼を助けられるのは素晴らしいこと。初回の彼の制球は普段と比べて少し乱れていたが、それを2つのチャレンジである意味“救えた”のは良かった」と胸を張った。
2回と3回はそれぞれ四球と死球で先頭打者の出塁を許した。その後のリードについては「そこまで僕がリードしようとしたわけではなく、ただ彼の球と得意なことを信頼するだけだった。どうやってカウントを有利にするかを理解し、有利になれば空振りを増やせる。彼はそれをうまくやってのけた」と説明した。
米メディアからは「彼がエースか?」という直球の質問も飛んだ。ラッシングは「お好きなように選んで。うちにはエースがたくさんいるから。組んでいて楽しいよ。正直にいうなら、昨年から彼はその称号に相応しいと思う。でも、うちのローテはエースだらけだから」と答えた。
山本は制球がうまくいかなかった際に、何度かいらだったような叫び声を上げた。苦しみながらも6回途中無失点の好投でチームの勝利に貢献。その姿をラッシングは「ベストな状態でなくても彼らのような良い打線を抑える術をなんとか見つけて、切り抜けるのは時には良いこと。それは彼がいかに優れた投手であるかの証拠だと思う。彼の粘り強さとタフさがよく表れていた」と称えた。
(THE ANSWER編集部)
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