握手拒否された中国選手が不満爆発「納得できない」「別のボール跡だった」 規律違反を知らず
テニスの4大大会・全仏オープン(OP)は、フランス・パリで連日熱戦が繰り広げられている。女子シングルス2回戦では、タマラ・コルパッチ(ドイツ)が、王欣瑜(中国)との握手を拒否し物議を醸した。王は試合後、「私もどうでもいい、握手しなくていいと思った」と、コルパッチの振る舞いに対して不満をこぼした。

全仏OP2回戦で敗退
テニスの4大大会・全仏オープン(OP)は、フランス・パリで連日熱戦が繰り広げられている。女子シングルス2回戦では、タマラ・コルパッチ(ドイツ)が、王欣瑜(中国)との握手を拒否し物議を醸した。王は試合後、「私もどうでもいい、握手しなくていいと思った」と、コルパッチの振る舞いに対して不満をこぼした。
世界ランキング95位のコルパッチが、同34位の王を2-1(6-2,2-6,6-3)で破った試合後のことだった。ネット際で歩み寄った2人だったが、王が何かをまくしたてると、コルパッチはうんざりした顔で、両手を前に突き出し握手を拒否。そのまま反論しながら、コートを去っていった。
発端は第1セット。アウトの判定に王は納得がいかず。相手コートまで侵入して猛アピールした。判定は変わらず試合は続行。中国紙「封面新聞」が紹介した王の試合後コメントによると、最初にコルパッチが別のボールの跡を審判に示していたために王は抗議したのだという。
「彼女が示していたのは、その時のボールの跡ではなく、別のボール跡だった。私は主審に、彼女が示しているのは他の時のボール跡だと説明し、主審も私の言葉に頷いた。彼女はその後、もう一つ別の跡を指し示した。そこで私は主審に見に行ってもいいかたずねた。すぐ近くだったから」
主審からは「行ってもいいけれど、行ったら警告を与える」と伝えられたという王。「たしかに、そのボールはアウトだった」と認めたうえで、「私は相手のやり方にどうしても納得できなかった。最後には彼女も認めたけれど、彼女が最初に審判に指摘したボール跡は別のアウトのボール跡だった。なぜ、状況がはっきりしないうちから、(その時についたボール跡ではなく)明らかにアウトだと分かる方のボール跡を指し示して審判の判断を誤らせようとしたのか」と語った。
試合後、スポーツ専門局「EUROSPORT」ドイツ語圏版のインタビューに応えたコルパッチは、王が再び抗議してきたために握手を拒否したのだと説明。「彼女(の行動)は反スポーツマンシップ極まりないと思う」と激怒していた。王は「彼女のボール跡の指摘の仕方はおかしいと言った。すると、彼女に、私とは握手したくないと言われた。それなら、私もどうでもいい、握手しなくていいと思った」と振り返っていた。
王は、相手コートに入ってボール跡を見に行くことが規律違反であることは知らなかったとし、「次回からは気を付ける」と反省していた。封面新聞の記事では、「王欣瑜は普段はおとなしい性格で、コートで攻撃的な姿を見せることはほとんどない」とし、「全仏オープンも電子線審を導入すべきだ」と指摘するファンの声も紹介していた。
(THE ANSWER編集部)
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