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武居由樹、笑顔なき判定勝ち 王座陥落から7か月半、再起戦は苦戦 失意のインタビュー「今日はこれ以上言えることは何もない」

ボクシングの前WBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が2日、東京ドームでスーパーバンタム級ノンタイトル8回戦に臨み、WBA同級15位ワン・デカン(中国)に2-0(77-75×2、76-76)の判定勝ちを収めた。興行のメインイベントは井上尚弥VS中谷潤人のビッグマッチ。武居にとっては約7か月半ぶりの再起戦で、タフな相手に苦しみながらも勝利した。

武居由樹【写真:荒川祐史】
武居由樹【写真:荒川祐史】

スーパーバンタム級ノンタイトル8回戦

 ボクシングの前WBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が2日、東京ドームでスーパーバンタム級ノンタイトル8回戦に臨み、WBA同級15位ワン・デカン(中国)に2-0(77-75×2、76-76)の判定勝ちを収めた。興行のメインイベントは井上尚弥VS中谷潤人のビッグマッチ。武居にとっては約7か月半ぶりの再起戦で、タフな相手に苦しみながらも勝利した。リングインタビューでは悔しさをにじませた。

 東京ドーム5万5000席のチケットは完売。大注目の興行でセミを務めた武居は、軽快に足を使って攻めた。しかし3回にはデカンに圧力をかけられ、ロープ際で強打を浴びるシーンも。4回も終盤に被弾する場面があった。

 武居のフットワークは変わらず、5回にはアッパーを打ち込む。6回、両者が打ち合い東京ドームは大歓声。終盤にタフなデカンが猛攻を見せ、武居は防御に徹した。最終8回、デカンの勢いが止まらず。猛進して武居に襲いかかった。決着は判定へ。レフェリー1人がドロー判定だったが、2人の支持を得て武居が勝利した。

 リングインタビューでは笑顔なく「こんな大きな大会で、こんなたいしたことない試合してしまって……ワン選手強かったです、ありがとうございました」と肩を落とした。今後については「今日はこれ以上言えることは何もない」と、短くインタビューを切り上げた。

 元K-1王者の武居は2022年8月、ボクシング転向5戦目で初タイトルとなる東洋太平洋同級王座を獲得。2024年5月には東京ドームでジェイソン・マロニー(オーストラリア)に判定勝ちし、プロ9戦目にしてWBO世界バンタム級王座に就いた。

 その後、2度の防衛に成功するも、昨年9月のクリスチャン・メディナ(メキシコ)戦で4回TKO負け。王座から陥落した。今試合は約7か月半ぶりの再起戦で、約3年5か月ぶりとなるスーパーバンタム級でのリング。26歳のデカンと拳を交えた。

 この日のメインイベントでは、世界同級4団体統一王者の井上と元世界3階級制覇王者の中谷による世紀の一戦が行われる。井上が東京ドームでルイス・ネリ(メキシコ)に6回TKO勝ちした2年前に続き、武居は今回もセミファイナルを務めた。

(THE ANSWER編集部)

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