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那須川天心、難敵を骨折させた一撃「手応えあったんで」 救急搬送エストラダの肋骨2本

ボクシングのWBC世界バンタム級2位・那須川天心(帝拳)が11日、東京・両国国技館で同級挑戦者決定戦に臨み、同級1位の元2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)に9回終了TKO勝ちを飾った。12日には都内の所属ジムで一夜明け会見を行った。試合後、対戦相手のエストラダは救急搬送されたが、肋骨2本を骨折していたことが明らかになった。

エストラダにTKO勝ちした那須川天心(右)【写真:山口比佐夫】
エストラダにTKO勝ちした那須川天心(右)【写真:山口比佐夫】

WBC世界バンタム級挑戦者決定戦

 ボクシングのWBC世界バンタム級2位・那須川天心(帝拳)が11日、東京・両国国技館で同級挑戦者決定戦に臨み、同級1位の元2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)に9回終了TKO勝ちを飾った。12日には都内の所属ジムで一夜明け会見を行った。試合後、対戦相手のエストラダは救急搬送されたが、肋骨2本を骨折していたことが明らかになった。

 着実にダメージを与えた那須川は8回を終えての公開採点で、ジャッジ3者の支持を得た。10回に入る前にエストラダが試合を諦め、那須川の勝利が決定。人生初の再起戦とあり、ガッツポーズとともに思わず涙した。

 この試合では那須川のボディーが猛威を振るった。エストラダは試合後、救急車で病院に搬送され、会見は行われなかった。一夜明けた12日になって、エストラダの左脇腹の肋骨が2本折れていたと発表された。那須川はこれを聞き「左なんですね。右かなと思っていました」とし、「バッティングの時にもボディーが入ったんですけど、一番手応えがあったので」とボディーに好感触を得ていた。

 那須川は昨年11月、現同級王者の井上拓真(大橋)を相手に世界初挑戦した。ボクシング転向8戦目でスピード戴冠を目指したが判定負け。格闘技キャリア55戦目で初黒星を喫した。敗戦後は3日ほどで練習を再開。キックボクシング時代に指導を受けた葛西裕一氏のジムや、父・弘幸氏が運営する「TEPPEN GYM(テッペンジム)」でもトレーニングを積んでいた。

 大一番を制した那須川は、5月に行われる井上と井岡一翔(志成)の勝者への挑戦権を獲得した。

(THE ANSWER編集部)



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