山本由伸、Vパレードで主役に 英語&スペイン語でスピーチ、観客は「MVP」の大合唱 カーペット1人先頭で歩くVIP扱い
米大リーグのドジャースは3日(日本時間4日)、ロサンゼルスでワールドシリーズ(WS)優勝パレードを行った。WSのMVPを受賞した山本由伸投手は完全なる主役に。ドジャースタジアムに入場する際は、ドジャースの先頭でブルーカーペットを歩いた。スピーチではスペイン語も交え、英語でスピーチ。「MVP」の大合唱を浴びた。

優勝パレード
米大リーグのドジャースは3日(日本時間4日)、ロサンゼルスでワールドシリーズ(WS)優勝パレードを行った。WSのMVPを受賞した山本由伸投手は完全なる主役に。ドジャースタジアムに入場する際は、ドジャースの先頭でブルーカーペットを歩いた。スピーチではスペイン語も交え、英語でスピーチ。「MVP」の大合唱を浴びた。
ドジャースナインは2階建てのバスに乗ってロサンゼルス市内を移動。山本も大谷らとともにファンに手を振った。ドジャースタジアムに登場した選手たちは、バックスクリーンからマウンド方向に敷かれたブルーのカーペットを歩いて入場。山本は1人その先頭に立つ“VIP扱い”で、特設ステージに到着。観客の大歓声を浴びた。
2連覇を祝うセレモニーの中で、マイクを握った山本は「Buenas tardes(こんにちは)」とまずスペイン語で挨拶。続けて英語で「You know what? Losing isn’t an option(負けるという選択肢はない)!」とスピーチ。意訳されて話題になった発言を自らコメントして喝采を浴びた。
最後は「アイ・ラブ・ドジャース、アイ・ラブ・ロサンゼルス! ありがとー!」と絶叫。場内は「MVP」の大合唱となった。
バスの屋上で地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のインタビューに応じた際は「チームメートに凄く感謝したいし、また頑張りたい」と感慨深げに語った。WS第2戦で9回1失点の完投勝利。第6戦でも6回1失点で勝利投手になると、第7戦は大ピンチの9回から連投。延長11回まで投げ抜いて胴上げ投手になった。シリーズ3勝で堂々のMVP。直後のセレモニーではトロフィーを誇らしげに掲げた。
「頑張ってよかったなと心から思いました」と当時を振り返る。巨大なトロフィーを受け取ったのは連投した直後なだけあり、かなりの重みで頭上に持ち上げるのも精いっぱい。キケが隣で支えるほどだった。山本は「試合後の僕にはめちゃくちゃ重かったです」と笑った。
シーズンでもエースとして12勝8敗、防御率2.49、201奪三振をマーク。2年連続で世界一の美酒を味わった。「勝った後に皆で喜ぶ時間が本当に好きなので。その瞬間には頑張ってよかったなと思います」と喜んだ。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)









