大谷の“特別扱い”にBジェイズ監督は不満 「時間制限は理解しているが…」元MLB審判員が解説
米大リーグのドジャースは1日(日本時間2日)、カナダ・トロントでブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第7戦に5-4で勝利し、2年連続の世界一に輝いた。大谷翔平投手は「1番・投手兼DH」で先発出場。マウンドで受けた“特別扱い”に敵将は不満を露わにしたが、専門家がルールを解説した。

ワールドシリーズ第7戦
米大リーグのドジャースは1日(日本時間2日)、カナダ・トロントでブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第7戦に5-4で勝利し、2年連続の世界一に輝いた。大谷翔平投手は「1番・投手兼DH」で先発出場。マウンドで受けた“特別扱い”に敵将は不満を露わにしたが、専門家がルールを解説した。
投打二刀流ならではのシーンだった。初回表の攻撃で出塁し、三塁まで進むもベッツの遊ゴロでチェンジとなっていた大谷。急いでベンチへ戻り、裏の守備で投手としてマウンドに上がった。既定のウォームアップ時間を過ぎても球審は大谷に続行を許可。ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督はベンチから不満を露わにしていた。
米国で試合を放送した「FOX」では、元MLB審判員で現在は同局で規定アナリストを務めるマーク・カールソン氏がこのシーンについて解説。「ショウヘイは明らかにユニークな選手だ。投手として、もし彼がイニングを打席で終えたり、塁上やネクストバッターズサークルで終えたりしたら、審判の裁量で彼に適切な時間を与えられる」と説明した。
カールソン氏は続けて、「これはワールドシリーズで、ピッチャーが急いで戻ってきたことで怪我する可能性を残したくない。時間制限があるのは理解しているけど、ワールドシリーズだからね」と語った。
大谷はこの試合、投手としては2回1/2を投げて5安打3失点。打者としては5打数2安打だった。
(THE ANSWER編集部)
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