ブルペンの山本由伸に「おいおい…」 劇弾フリーマンが燃えた「登板させないようにしないと」
米大リーグのドジャースが、劇的勝利で2年連続世界一へ前進した。27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第3戦は延長18回に突入。最後はフレディ・フリーマン内野手がサヨナラ弾を放って6-5で勝利し、通算2勝1敗とした。殊勲のフリーマンは、中1日で登板準備をした山本由伸投手を見て発奮していた。

ワールドシリーズ第3戦
米大リーグのドジャースが、劇的勝利で2年連続世界一へ前進した。27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第3戦は延長18回に突入。最後はフレディ・フリーマン内野手がサヨナラ弾を放って6-5で勝利し、通算2勝1敗とした。殊勲のフリーマンは、中1日で登板準備をした山本由伸投手を見て発奮していた。
死闘に終止符を打ったのはフリーマンだった。延長18回、先頭打者で打席に入ると、バックスクリーンへサヨナラ弾を叩き込んだ。
延長15回に10番手クラインをマウンドに送った時点で、リリーフ投手がいなくなったドジャース。延長18回に山本がブルペンで肩を作り始めた。
登板していれば105球完投勝利のWS第2戦から中1日。過酷な状況になるところだったが、フリーマンの劇弾が山本をマウンドに上がらせなかった。
米専門メディア「ドジャース・ブリード・ロス・ポッドキャスト・ネットワーク」公式YouTubeチャンネルは、試合後のフリーマンの会見動画を公開。山本について問われると、「彼とはハグをしたよ。彼があの状況で投げようとしたことは、我々のチームの素晴らしさの証だ。彼が望んでくれたことは、我々がどのようなチームであるかを示していると思う。勝つためなら何でもする」と話した。
ブルペンで準備を進める右腕の姿は、主砲を発奮させるには十分だった。「彼が準備しているのを見て『おいおい、この男を登板させないようにしないとな』と思ったよ」と笑って振り返っていた。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)








