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「ユウキ・ツノダの最新情報を発表」 4戦連続ポイント逸でも…レッドブル重鎮が今季残留を明言するワケ

9日に決勝が行われた自動車レースのF1第12戦、オーストリアグランプリ(GP)で、角田裕毅(レッドブル)は16位に終わった。4戦連続でポイントを獲得できず予選でも苦戦するなか、今季に入れ替わりでレーシングブルズに移籍したリアム・ローソンは、直近2戦でポイントを獲得。それでも、チームの重鎮は角田の今季中の残留を明言している。

角田裕毅【写真:ロイター】
角田裕毅【写真:ロイター】

レッドブル顧問のヘルムート・マルコ氏「交代は意味がない」

 29日に決勝が行われた自動車レースのF1第12戦、オーストリアグランプリ(GP)で、角田裕毅(レッドブル)は16位に終わった。4戦連続でポイントを獲得できず予選でも苦戦するなか、今季に入れ替わりでレーシングブルズに移籍したリアム・ローソンは、直近2戦でポイントを獲得。それでも、チームの重鎮は角田の今季中の残留を明言している。

 英専門メディア「プラネットF1」は現地1日、「ローソンがポイントで逆転するなか、ヘルムート・マルコがユウキ・ツノダの最新情報を発表」との見出しで、マルコ氏がドイツでF1を中継しているスポーツ専門局「Sky」に語った内容を紹介している。

 レッドブル顧問のマルコ氏は「ドライバー交代は意味がない」とし、角田の今季残留を支持。「絶対に正しい。ローソンは完全に消耗していたし、数戦休む必要があった。彼は今週、フェルナンド・アロンソ相手にワンストップ戦略で見事に6位を守り切った」とローソンを称賛するも、「マックスの隣にいても、彼は立っていられなかっただろうと思う」と、角田と同じ立場であれば現状は異なると指摘した。

 マルコ氏は「ユウキには自信が足りない」と分析。「週末を通してパフォーマンスを発揮させるには、どう安定させるかを考えなければならない。フリープラクティスでは部分的にそれを見せている」と語った。

 加えて、5月のエミリア・ロマーニャGPで起きた大クラッシュの影響も示唆。「イモラでは危険なクラッシュもあった。今は悪い出来事が積み重なっている状態だが、スピードはあるんだ。フリープラクティスではそれが見えているが、プレッシャーがかかる状況だと変わってしまう」と説明した。角田の課題を認めつつも、潜在能力を評価していた。

(THE ANSWER編集部)



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