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大谷翔平30号でMLB公式記者が大忙し 約30分で7連投、29回も繰り返した「Shohei Ohtani」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、本拠地ホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場すると、4回の第3打席に今季30号ソロを放つなど4打数1安打1打点でチームの6-1の勝利に貢献した。この活躍には、MLB公式で主に記録系を担当する記者も大忙し。怒涛の7回連続更新で、大谷が成し遂げた様々な記録を紹介している。

4回の第3打席に今季30号ソロを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
4回の第3打席に今季30号ソロを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

節目の5年連続30号で記録ラッシュ

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、本拠地ホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場すると、4回の第3打席に今季30号ソロを放つなど4打数1安打1打点でチームの6-1の勝利に貢献した。この活躍には、MLB公式で主に記録系を担当する記者も大忙し。怒涛の7回連続更新で、大谷が成し遂げた様々な記録を紹介している。

 5-1で迎えた4回2死走者なしの第3打席。先発右腕スミスの内角のスライダーを豪快に引っ張ると、打球は右翼スタンドに飛び込んだ。打球速度116.3マイル(187.1キロ)、飛距離408フィート(約124.3メートル)の30号ソロで、5年連続の“大台”到達となった。

 MLB公式のサラ・ラングス記者はXで、この一発にまつわるデータを相次いで投稿した。「Ohtani」の名がズラリと並んだのは、「スタットキャストが導入された2015年以降のデータ(プレーオフを含む)によると、ショウヘイ・オオタニはドジャースの打球速度の上位14傑を占めている」という投稿で、この日の打球速度116.3マイル(187.1キロ)を含め、「Shohei Ohtani」が14個も並んでいる。

 また今季は、大谷と並んでジャッジ(ヤンキース)、ローリー(マリナーズ)も30本塁打以上を記録していることから「オールスター前に30本塁打以上を放った選手が3人以上いたシーズン」を並べて紹介。今季は、2019年(アロンソ、ベリンジャー、イエリッチ)に続き、5度目の快挙としている。

 打球角度に注目した投稿では、「116.3マイル 42度 これは2015年にスタットキャストが導入されて以降、打球角度36度以上で最速のホームランだった」として、高々と上がった打球にも関わらず、超速でスタンドインした打球について注目した。

 二刀流に関する記録も続々と披露。「複数の先発登板をした選手によるシーズン最多ホームラン」として、シーズン途中にも関わらず、エンゼルス時代の21~23年に大谷がマークした記録に次ぐ成績だと紹介。また「1回以上先発登板した選手の中で、オールスター前の最多本塁打(第1回オールスターは1933年)」としても、5位まで大谷が占める中で3番目にランクイン。大谷以外では01年のマイク・ハンプトンの放った6本が最高となっている。

 続けてホームランの量産ペースについても言及。「チームの最初の86試合での1番打者の最多ホームラン」を紹介。96年のブレイディ・アンダーソン(26本)、昨年のガナー・ヘンダーソン(25本)を大谷が上回っている。最後は「ドジャースにおけるチームの最初の86試合での最多ホームラン」も紹介。2位の28本(55年スナイダー、51年のホッジス)や3位タイとなった昨年の大谷(27本)を上回り、今季が球団史上最多を更新したことになる。

 ラングス記者は約30分間で計7回投稿し、「大谷」の名前を29回連呼。様々な記録を塗り替えた30号の大台到達に、大忙しの様子だった。

(THE ANSWER編集部)



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