投手・大谷の起用法を巡って激論 オープナー?リリーフ?先発? CY右腕の持論は「全てを踏まえて…」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6月28日(日本時間29日)、敵地ロイヤルズ戦で「1番・投手兼DH」として先発出場し、大きな話題となった。現在は1、2イニング限定で先発する「オープナー」としてリハビリ登板を続ける大谷だが、その起用法には様々な意見が。今後もオープナー起用を提言する米司会者の意見を元サイ・ヤング(CY)賞投手が否定するなど、激論となっている。

米専門局の番組に出演
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6月28日(日本時間29日)、敵地ロイヤルズ戦で「1番・投手兼DH」として先発出場し、大きな話題となった。現在は1、2イニング限定で先発する「オープナー」としてリハビリ登板を続ける大谷だが、その起用法には様々な意見が。今後もオープナー起用を提言する米司会者の意見を元サイ・ヤング(CY)賞投手が否定するなど、激論となっている。
MLB専門局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」の公式Xに登場したのは元CY賞投手のジェイク・ピービー氏。司会者のブライアン・ケニー氏とともに、投手・大谷の起用法について激論を交わしている。
ケニー氏は今後も1、2回の短いイニングを投げるオープナーとしての起用を提言。「定期的に休ませて、オープナーをさせる。もしくはもう少し(イニングを)投げさせてもいいです。ルーティンが気に入っていて、今日は先発だから、と安心してもらえるのもいいと思います」と一定の間隔で調整できる利点を強調した。
一方のピービー氏は「最高の投手を最初の1、2イニングで起用することはできない」とオープナー起用を否定。「それだけのイニングを投げさせる必要があるなら、リリーフ投手としてであるべきだ。彼はドジャースのブルペンにいるどの投手よりも優れているんだ」と、もし今後も1、2イニングしか投げさせないのであれば、より重要性の高い試合終盤に投入すべきという持論を展開した。