[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

二刀流完全復帰へ、大谷翔平の「議論すべき問題」 米解説が懸念示した現実「4打数4三振だ」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6月28日(日本時間29日)、敵地ロイヤルズ戦で「1番・投手兼DH」として先発出場。メジャーキャリアで最速となる101.7マイル(約163.6キロ)を計測する一球を投じるなど、大きな話題となった。ただ、二刀流完全復活に向け、心配されるのは打撃への影響。地元放送局の解説も「4打数4三振だ」と懸念を示している。

ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

米専門局に登場

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6月28日(日本時間29日)、敵地ロイヤルズ戦で「1番・投手兼DH」として先発出場。メジャーキャリアで最速となる101.7マイル(約163.6キロ)を計測する一球を投じるなど、大きな話題となった。ただ、二刀流完全復活に向け、心配されるのは打撃への影響。地元放送局の解説も「4打数4三振だ」と懸念を示している。

 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門Xに登場したのは、ドジャースの地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で解説を務めるエリック・キャロス氏。大谷の投手復帰に対して「攻撃面にどれほど影響するかだ」と持論を展開している。

 大谷は今季3試合で先発登板。「今までの先発登板で、マウンドを降りた直後の打席では、小さなサンプルだが4打数4三振だ」と攻撃面への影響に懸念を示した。投打二刀流をしていたエンゼルス時代は主に2番で使われるケースが多かったため、1番としての投手復帰は未知数ともいえる。キャロス氏は「これは議論すべき問題だろう」としている。

 また、2003年ナ・リーグ新人王のドントレル・ウィリス氏も大谷の投手復帰に言及。「彼は二刀流としてプレーしたい。それは彼の遺産だから」と理解を示した上で、「ただ、問題はこれ以上彼を失えないということ。3度目のトミー・ジョン手術。これが最も恐ろしいものだ」とチームに対し、慎重な起用を求めている。

(THE ANSWER編集部)



W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
CW-X
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集