162cmバレー日本女子とイタリア193cmエースの友情、激戦後の交流にファン和む「ほのぼの」「偉大」
バレーボール女子のネーションズリーグは22日に香港で予選ラウンド第2週最終戦が行われ、日本はチェコにストレート勝ちし、香港ラウンドを締めくくった。激戦の連続となった中で、日本選手がライバル国の盟友と笑顔で交流した写真が話題となった。

ネーションズリーグ女子第2週が終了
バレーボール女子のネーションズリーグは22日に香港で予選ラウンド第2週最終戦が行われ、日本はチェコにストレート勝ちし、香港ラウンドを締めくくった。激戦の連続となった中で、日本選手がライバル国の盟友と笑顔で交流した写真が話題となった。
心の底からの笑顔だった。アリーナの一角で腕を組んで並んだのは日本のリベロ・福留慧美と、イタリアのエース・パオラ・エゴヌ。2人はイタリア・セリエAのミラノでチームメートということもあり、頭をつけながら満面の笑みで写真に納まった。
国際バレーボール連盟(FIVB)主催大会の運営などを行う「バレーボール・ワールド」の公式インスタグラムが写真を公開。「試合終了の笛が鳴るまでは敵同士。生涯の友」「それがこの競技の美しさだ」とつづった。日本人ファンからは「エゴヌ選手と福留選手は最強のオフェンスとディフェンスですね!」「イタリア戦悔しかったけど試合後の選手の顔見るとほのぼのします」といった声が上がった。
海外ファンからも「可愛い」「日本での決勝ラウンドに進むから、日本とイタリアはまた対戦するね」「偉大なアスリート。でも、もっと重要なのは…素晴らしい人柄」「最終的には友情がいつも勝つ!!」「みんな素晴らしいわ」「コートでは敵だけど、コート外では友達」「素晴らしいスポーツ」といった反響が寄せられた。
試合では身長193センチのエゴヌの強烈アタックを、162センチの福留が体を張ってレシーブするシーンが続出。試合は日本が2-3のフルセットで敗れて今大会初黒星となったが、中継したU-NEXTでの試合後インタビューで福留は「楽しかった」と笑顔を見せていた。