G1勝ったのに「国王夫妻に謝罪」 英競馬レース直後の失態に海外同情「気の毒に」「ひえっ」
英王室が主催する「ロイヤルアスコット開催」(アスコット競馬場)で現地21日に行われたG1クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス(芝直線1200メートル)はフランス馬のラザット(騙4・Jレニエ)がG1・2勝目を飾った。日本から挑んだサトノレーヴ(牡6・堀)は2着に惜敗。日本馬初のロイヤルアスコット開催での勝利はならなかった。激しい追い比べとなったレースに注目が集まった一方、レース後に失態を犯した勝利ジョッキーの反響が拡大。海外ファンから「馬はありのままでいたいんだよ」「気の毒に」といった声が上がっている。

ロイヤルアスコット開催・G1クイーンエリザベス2世ジュビリーS
英王室が主催する「ロイヤルアスコット開催」(アスコット競馬場)で現地21日に行われたG1クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス(芝直線1200メートル)はフランス馬のラザット(騙4・Jレニエ)がG1・2勝目を飾った。日本から挑んだサトノレーヴ(牡6・堀)は2着に惜敗。日本馬初のロイヤルアスコット開催での勝利はならなかった。激しい追い比べとなったレースに注目が集まった一方、レース後に失態を犯した勝利ジョッキーの反響が拡大。海外ファンから「馬はありのままでいたいんだよ」「気の毒に」といった声が上がっている。
まさに好事魔多し。サトノレーヴとの激しい競り合いを制して、関係者のもとに戻ってきたラザットと鞍上の37歳ジェームズ・ドイル騎手。しかし、止まりかけたところで馬が体をクイっとひねって方向転換したことで、ドイル騎手は振り落とされた。手綱も離してしまい、放馬。ラザットはそのまま走り去ってしまった。G1制覇後の歓喜もそこそこに、ドイルは芝生の上でゴーグル越しに苦笑いを浮かべていた。
衛星放送「スカイスポーツ」の競馬専門サイト「アット・ザ・レーシーズ」公式Xは「ジェームズ・ドイル、あっという間に現実世界に引き戻される!」とつづって動画を公開。海外ファンからは「この馬は6fスプリントに勝って、レース後にクイーン・アレクサンドラも制したんだよ」「ビクトリー・ラップを走りたかったんだよ」「馬はありのままでいたいんだよ」などとジョーク交じりのコメントの一方で「このアングルだとさらに酷いね!」「何が起きるか分からないね」「ひえっ。一瞬、レニエが襲われたのかと思った」「ドイル、気の毒に」「ジョッキーのミスだね笑」といった声も上がっている。
英競馬専門メディア「レーシング・ポスト」は管理するジェローム・レニエ調教師が表彰式で「賞金受け取りの時に国王夫妻に謝りました」と、チャールズ国王とカミラ王妃に謝罪したことも報道。「もう少しポニークラブにとどまっておくべきだったと言って、みんなで大笑いしたよ! 本当に初めてのことだったよ。馬を引いて戻ってこれたら良かったのに、残念だね」などのコメントも紹介している。
(THE ANSWER編集部)