ドジャース戦で乱闘騒ぎ 両チーム監督が退場、死球発端で試合は5分中断 4連戦“死球合戦”で怒り爆発か
米大リーグ・ドジャースは19日(日本時間20日)、本拠地パドレスと対戦。9回のパドレスの攻撃中に死球をきっかけに乱闘騒ぎが起こった。

本拠地パドレス戦
米大リーグ・ドジャースは19日(日本時間20日)、本拠地パドレスと対戦。9回のパドレスの攻撃中に死球をきっかけに乱闘騒ぎが起こった。
発端は9回。ドジャースのリトルがタティスJr.に死球。左腕上部に当てた。これにパドレスのシルト監督がベンチから飛び出し激怒。ロバーツ監督もエキサイトした様子で近づき、これに続いて両チームの選手が飛び出した。一時乱闘寸前の騒ぎで、球場が騒然となった。
その後も両監督は大声で口論を続けたが、なんとか落ち着きベンチへ。試合は約5分間中断した。球審が警告試合を宣告し、ロバーツ監督とシルト監督の退場も告げた。
この4連戦では初戦の16日(同17日)の試合で、ドジャースのパヘスが死球を受け、緊迫ムードに。翌日の同カードではパドレスのタティスJr.、イグレシアス、ドジャースの大谷が死球を受けていた。因縁を引き起こした“死球合戦”の余波は、試合後も続いた。
17日(同18日)の試合後、ドジャース地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」で中継された会見で、ロバーツ監督は大谷への死球について「失投ではなく、故意だと思う」「(投手の)バスケスが彼に向かって投げ、そしてまた当てた。右投手があれだけ外れたところに投げるのは非常に難しい」と主張。敵将のマイク・シルト監督は米サンディエゴ放送局「パドレス.TV」の試合後番組で「野球では色々なことが起きる。投手は近いところに投げるし、質のいい投球をしようとする」と、冷静に返していたが、4連戦最終戦でお互いの監督の怒りが爆発してしまったようだ。
(THE ANSWER編集部)