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ドジャース戦、パドレス投手の再び死球に「投げてはいけないんですよ」 故意は否定も、米解説者が指摘したワケ

米大リーグ・ドジャースは18日(日本時間19日)、本拠地でパドレスと対戦。7回にドジャースのアンディ・パヘス外野手が背中に死球を受けた。同カードは3戦目になるが、これまでの2戦でも死球をきっかけに緊迫ムードが発生。この試合でも死球が起こり、球場は騒然となった。

ドジャースのアンディ・パヘス【写真:Getty Images】
ドジャースのアンディ・パヘス【写真:Getty Images】

本拠地パドレス戦

 米大リーグ・ドジャースは18日(日本時間19日)、本拠地でパドレスと対戦。7回にドジャースのアンディ・パヘス外野手が背中に死球を受けた。同カードは3戦目になるが、これまでの2戦でも死球をきっかけに緊迫ムードが発生。この試合でも死球が起こり、球場は騒然となった。

 146キロのカットボールが背中に直撃した。7回無死一塁の場面、パドレス・コーレックの球が直撃すると、パヘスはうなずくように冷静さを保つも、球場はブーイングなどで騒然とした空気に。前日死球をきっかけに猛抗議して退場となったロバーツ監督は本塁付近を見つめベンチにとどまっていた。

 試合中継した米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」では実況のジョー・デービス氏が「あーっとこれは」と悲鳴。解説のエリック・キャロス氏は「投手を擁護するわけではありませんが、内角に投げ込もうと思ったようです」とこの死球を冷静に分析。「試合のこの段階まで来て、故意に当てようとしたとは考えづらいです」と“報復死球”ではないとした。

 ただ、90球を超えたコーレックのスタミナ面に言及し「コントロールできないなら、(内角を攻めるような球は)投げてはいけないんですよ」と指摘した。

 16日(同17日)の試合では、ドジャースのパヘスが死球を受け、緊迫ムードに。翌日の同カードでは、パドレス側もタティスJr.、イグレシアスが死球、3回には大谷が死球を受けていた。因縁を引き起こした“死球合戦”の余波は、試合後も続いた。

 ドジャース地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」で中継された会見で、ロバーツ監督の怒りは収まらなかった。大谷への死球について「失投ではなく、故意だと思う」「バスケスが彼に向かって投げ、そしてまた当てた。右投手があれだけ外れたところに投げるのは非常に難しい」と主張。敵将のマイク・シルト監督は米サンディエゴ放送局「パドレス.TV」の試合後番組で「野球では色々なことが起きる。投手は近いところに投げるし、質のいい投球をしようとする」と、冷静に返していた。

(THE ANSWER編集部)

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