212勝カーショーが絶賛する日本人投手「投球メカニクスが完璧」 ロバーツ監督も認める献身「選択肢がない」
米大リーグ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、試合を配信する「ABEMA」の独占インタビュー企画「おはようロバーツ」に登場。チームの“レジェンド”クレイトン・カーショー投手の復帰を喜んだ。また、大リーグ通算212勝の左腕が「完璧だ」としている日本人選手についても語った。

「ABEMA」の企画に登場のロバーツ監督、山本由伸に絶大な信頼
米大リーグ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、試合を配信する「ABEMA」の独占インタビュー企画「おはようロバーツ」に登場。チームの“レジェンド”クレイトン・カーショー投手の復帰を喜んだ。また、大リーグ通算212勝の左腕が「完璧だ」としている日本人選手についても語った。
カーショーは昨オフに左足の手術を受け、5月17日(日本時間18日)のエンゼルス戦で今季初登板。4回を5失点という結果だった。その後登板を重ね、現在まで3試合に投げて勝敗なしの防御率4.91だ。
ロバーツ監督は「本当に興奮しました。復帰戦の結果についてはあまり気にしていなかった。とにかく彼が戻ってきただけで、本当に嬉しかったんだよ」と感慨深げに口にする。さらに「カーショーは由伸の投球を見るのをめちゃめちゃ楽しんでいる。私に何度も言ってくるんだ。『山本の投球メカニクスは完璧だ』って。本当に由伸を尊敬している」と、カーショーと山本由伸投手の関係に触れた。
ドジャースはスネル、グラスノーら先発投手陣に離脱が相次いでおり、山本は中5日での先発が続いている。ロバーツ監督は「故障者のことを考えると、あまり選択肢がありません。彼はMLBの先発投手としてそれが当然だと理解しています。由伸は勝てるチャンスをくれますからね」と信頼を口にした。
先発投手の不足が、リリーフの成績低下を招いていると見ており「今はリリーフ陣が疲れてしまっています。6月にかけて先発投手の投球回を伸ばして、リリーフ陣を温存しようと思う」と今後の戦い方についても口にした。
(THE ANSWER編集部)