大谷翔平2世、メジャー昇格直前の“ドッキリ”に「マジかよ…」 監督室で粋な伝達「君ならやれるさ」
米国で“大谷翔平2世”との異名で呼ばれる22歳の大砲、ジャック・カグリオーンが3Aをわずか12試合で卒業し、大リーグに初昇格する。この朗報が本人に伝えられる瞬間を、ロイヤルズが動画で公開。粋な伝え方に本人は「マジかよ……」と感激している。

マイナーを卒業、ついにメジャーデビューが迫るカグリオーン
米国で“大谷翔平2世”との異名で呼ばれる22歳の大砲、ジャック・カグリオーンが3Aをわずか12試合で卒業し、大リーグに初昇格する。この朗報が本人に伝えられる瞬間を、ロイヤルズが動画で公開。粋な伝え方に本人は「マジかよ……」と感激している。
困惑と喜びがごっちゃになった。ロイヤルズ公式のXが「お父さんに電話しに行け、ジャック!」というタイトルで昇格の瞬間を公開している。3Aの監督はカグリオーンを監督室に呼び「よし、真面目に。調子はどうだ?」「疲れていないか? 多くの、いろんな事をやっているからな」と問いかけ、カグリオーンは「別に……悪くないよ」と答えている。
監督はさらに「つまり、上でも力になれると感じているということか? できると思っているか?」と畳みかけると、圧倒されたカグリオーンは「うん」と返答。この時点でも、何のことかわかっていないようだ。
そして、ついにメジャー昇格が明かされる。「分かった、それじゃあ明日の夜、チャーター機に乗るんだ。彼らと一緒に行きなさい」と伝えられるとカグリオーンは「マジかよ……」「最高だよ」と表情を崩した。
カグリオーンは3Aの12試合で、打率.319に加え6本塁打、OPSは1.093という強打を見せつけた。監督は「覚えておいてくれ、これは戦いなんだ、野球なんだ。少し高いレベルになるが、君ならやれるさ」と最後のメッセージを伝えハグを交わす。カグリオーンは「マジかよ……お父さんに電話しなくちゃな」とまだ信じられないといった様子だ。
22歳のカグリオーンは、米フロリダ大在学中に投打二刀流で活躍。米メディアの間では、大谷をもじった「ジャックタニ」という愛称もつけられた。昨夏のドラフト1巡目(全体6位)でロイヤルズに指名されると、その後はマイナーA+級で野手としてプレー。今季から2Aの38試合で9本塁打、3Aでは12試合で6本塁打し、あっという間に大リーグへたどり着いた。
(THE ANSWER編集部)