ダービーの悔しすぎる瞬間「普通なら爆発してる」 それでも…「人間力がすごい」坂井瑠星の振る舞いに称賛
競馬の祭典G1日本ダービー(東京優駿、芝2400メートル)が1日、東京競馬場で行われ、1番人気のクロワデュノール(牡3・斉藤崇)が早め先頭から抜け出す横綱相撲で後続を抑え優勝した。勝ちタイムは2分23秒7。鞍上の北村友一騎手、斉藤崇史調教師はともに初めてのダービー勝利となった。日本中央競馬会(JRA)はジョッキーカメラの映像を公開。2着マスカレードボール(牡3・手塚久)の鞍上・坂井瑠星騎手の振る舞いに称賛が集まっている。

2着マスカレードボールの騎手カメラが話題
競馬の祭典G1日本ダービー(東京優駿、芝2400メートル)が1日、東京競馬場で行われ、1番人気のクロワデュノール(牡3・斉藤崇)が早め先頭から抜け出す横綱相撲で後続を抑え優勝した。勝ちタイムは2分23秒7。鞍上の北村友一騎手、斉藤崇史調教師はともに初めてのダービー勝利となった。日本中央競馬会(JRA)はジョッキーカメラの映像を公開。2着マスカレードボール(牡3・手塚久)の鞍上・坂井瑠星騎手の振る舞いに称賛が集まっている。
8枠17番から出たマスカレードボールは道中7~8番手を追走。脚を溜めて迎えた最終直線、先に抜け出したクロワデュノールを上がり33.7の脚で猛追した。坂井は雄叫びを上げながら必死に追うも3/4馬身届かず。ゴール板を通過すると、北村がガッツポーズする姿が目の前にあった。直後、坂井は「友一さん、おめでとうございます」と祝福した。
JRA公式YouTubeチャンネルは2着だったマスカレードボール鞍上の坂井のジョッキーカメラ映像を公開。ネット上の競馬ファンは、間近で優勝の瞬間を目撃しながらも、すぐに称える坂井の振る舞いに感激している。
「届かなかった側のカメラ、グッとくるものがあるな…」
「本人は悔しかっただろうなぁ でもすぐ北村騎手を祝福できる人間力がすごい」
「人柄の良さがここに出てる」
「入線後はすぐに勝者を讃えるところが素晴らしい。人馬共にこれからも応援します」
「『おめでとうございます!』って言えるのホント凄い。普通なら悔しさで爆発してる」
「坂井瑠星のジョッキーカメラめっちゃ良かった」
フォーエバーヤング、レモンポップなどで主戦を務めている坂井は今年で28歳。昨年のダービーはシンエンペラーで3着、今年は2着と競馬界最高の栄誉へ一歩ずつ近づいている。
(THE ANSWER編集部)