力石政法が当日計量パス 1日で4.4kg戻し決戦へ リカバリー食は兄・矢吹との焼肉「身内は安心する」
ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級(58.97キロ以下)王座決定戦12回戦の当日計量が28日、試合会場の神奈川・横浜BUNTAIで行われた。当日計量は前日計量から10ポンド(約4.53キロ)増となる63.5キロがリミット。同級3位・力石政法(大橋)が63.1キロ、同級1位エドアルド・ヌニェス(メキシコ)は63.3キロで一発パスした。興行はNTTドコモの映像配信サービス「Leminoプレミアム」で有料生配信。戦績は30歳の力石が16勝(11KO)1敗、27歳のヌニェスが28勝(28KO)1敗。

力石政法VSヌニェス
ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級(58.97キロ以下)王座決定戦12回戦の当日計量が28日、試合会場の神奈川・横浜BUNTAIで行われた。当日計量は前日計量から10ポンド(約4.53キロ)増となる63.5キロがリミット。同級3位・力石政法(大橋)が63.1キロ、同級1位エドアルド・ヌニェス(メキシコ)は63.3キロで一発パスした。興行はNTTドコモの映像配信サービス「Leminoプレミアム」で有料生配信。戦績は30歳の力石が16勝(11KO)1敗、27歳のヌニェスが28勝(28KO)1敗。
力石は計量台に乗ってポーズを取り、万全をアピールした。前日計量後からの過ごし方について「考えながらセーブした。(リカバリーは)順調です。長めの風呂に入って体重を落としたんですけど、必要なかったくらい」と明かした。大一番の前日に、世界2階級制覇王者の兄・矢吹正道(LUSH緑)と焼き肉を食べた。「身内と会うのは安心する気持ちになります」。兄はセコンド入りしないが、近くで見守ってくれる予定だ。
昨年3月に敵地イタリアで行われたWBCシルバー王座戦で12回TKO勝利。土壇場の逆転劇だった。同7月にLUSH緑ジムから大橋ジムに移籍後2戦目で世界戦を迎える。岡田誠一、鈴木康弘両トレーナーの2人体制で指導を受け、パワーとテクニックの両面で実力を磨いてきた。KO勝率100%を誇る強者と対戦する。
前日計量では、力石が58.7キロ、ヌニェスが58.8キロで一発パスしていた。メインイベントではWBO世界バンタム級(53.5キロ以下)タイトルマッチ12回戦が行われ、王者・武居由樹(大橋)が同級8位ユッタポン・トンデイ(タイ)と対戦する。武居は2度目の防衛戦となる。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)