驚異の6打差圧勝ツアー初V、米専門誌が見た22歳岩井千怜の強さ 「彼女は変わらなかった」優勝目前の平常心
米女子ゴルフ(LPGA)ツアーの新規大会「メキシコ・リビエラ・マヤオープン」は25日(日本時間26日)、エル・カマレオンGC(6583ヤード、パー72)で最終日が行われた。1打差2位から出た岩井千怜(Honda)が7バーディー、1ボギーの66で回って逆転し、2位に6打差をつける通算12アンダーで米ツアー初優勝を飾った。最終日の圧倒的なプレーに、米専門誌は「劣勢を覆して圧勝」「誰にも追従させずに勝利を収めた」などと賛辞を並べて報道した。

米女子ツアー・リビエラマヤオープン
米女子ゴルフ(LPGA)ツアーの新規大会「メキシコ・リビエラ・マヤオープン」は25日(日本時間26日)、エル・カマレオンGC(6583ヤード、パー72)で最終日が行われた。1打差2位から出た岩井千怜(Honda)が7バーディー、1ボギーの66で回って逆転し、2位に6打差をつける通算12アンダーで米ツアー初優勝を飾った。最終日の圧倒的なプレーに、米専門誌は「劣勢を覆して圧勝」「誰にも追従させずに勝利を収めた」などと賛辞を並べて報道した。
岩井は出だしの1番でバーディー発進。早々に首位浮上とし、3番からの4連続バーディーで完全に波に乗った。独走態勢を築き、後半も10、13番でバーディー。14番こそボギーを叩いたが、その後は危なげないゴルフを展開した。最終18番でパーパットを決めるとキャディーと抱き合って喜び、姉の明愛、勝みなみ、吉田優利らからシャンパンシャワーを浴びた。
米専門誌「ゴルフ・ダイジェスト」は「日本人ルーキー、メキシコで劣勢を覆して圧勝。双子の姉を上回りLPGAツアー初優勝」と岩井の快挙を報じた。「22歳のチサトは最終ラウンドを1打差で迎えたが、最初の6ホールで5つのバーディーを奪い、圧倒的なリードを築いた」「彼女は誰にも追従させず、6打差で勝利を収めた。これは今シーズン最多打差での優勝だ」と称賛し、圧勝ぶりを伝えた。
岩井の精神的な強さにも言及。「特に、大きなリードの中プレーしているにもかかわらず、緊張は感じられなかった。彼女のアプローチは変わらなかった」と最後まで平常心を保ち続けたことを伝えている。
(THE ANSWER編集部)