ド軍キケ、カメラを借りてまで探した元NPB助っ人マクガフとの繋がり 東京満喫の裏に燕の4年間
プロ野球・ヤクルトで4年間プレーし、現在は米大リーグ・ダイヤモンドバックスに所属するスコット・マクガフ投手が、ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス内野手との意外な繋がりを明かした。20日(日本時間21日)、ドジャースタジアムでの試合前に再会し、親しげにハグ。直撃取材すると「『東京はどうだった?』と聞いたりしたんだ」と会話の内容を教えてくれた。

キケ・ヘルナンデスがカメラを借りてマクガフを探した理由
プロ野球・ヤクルトで4年間プレーし、現在は米大リーグ・ダイヤモンドバックスに所属するスコット・マクガフ投手が、ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス内野手との意外な繋がりを明かした。20日(日本時間21日)、ドジャースタジアムでの試合前に再会し、親しげにハグ。直撃取材すると「『東京はどうだった?』と聞いたりしたんだ」と会話の内容を教えてくれた。
“キケ”の愛称で知られるヘルナンデスが突然、THE ANSWERのカメラマンにカメラを貸してほしいと声をかけてきた。目的は人探し。望遠レンズを使ってお目当ての人を見つけると、カメラを返して颯爽と駆け寄った。相手はマクガフだった。ハグを交わし、満面の笑みだ。

翌日、グラウンドでマクガフに話を聞くと「良き友人なんだ。ここ数年オフに一緒に練習しているんだ」と関係性を明かした。
ともにマーリンズでプレーしたことがあるものの時期は重ならず、同僚になったことはない。しかし共通の友人が多く、次第に仲良くなったという。「彼はメジャー経験が長いし、良い打者だから、いつも彼から色々学ぼうとしているんだ。本当にイイ奴だよ」。この連戦に際し、マクガフから会いたいと連絡。その約束を果たすため、ヘルナンデスはカメラを借りてまで友人を探したようだ。
ドジャースが3月にカブスとの開幕シリーズで東京を訪れる前には、日本で4年過ごしたマクガフが“旅行ガイド役”を買って出た。「旅程を組むのを手伝ってあげたんだ。おすすめのレストランとかカラオケバーとか観光地とかを彼やカービー・イェーツらに送ってあげたんだ。だから『東京はどうだった?』って聞いたりしたんだ。気に入っていたよ」。2人の間で日本が共通の話題になっていた。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)