大谷3安打、雄星から適時打もエンゼルス戦屈辱の15年ぶり3連敗 雄星は好投も負傷降板、初白星ならず
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、本拠地エンゼルス戦に「1番・DH」で先発。岩手・花巻東高の菊池雄星投手からタイムリーを放つなどこの試合3安打したが、チームは4-6で敗れて3連敗となった。菊池は6回途中3安打1失点の好投も、右足首を負傷して緊急降板。その後チームが同点に追いつかれたため、今季初勝利はまたもお預けとなった。

エンゼルス戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、本拠地エンゼルス戦に「1番・DH」で先発。岩手・花巻東高の菊池雄星投手からタイムリーを放つなどこの試合3安打したが、チームは4-6で敗れて3連敗となった。菊池は6回途中3安打1失点の好投も、右足首を負傷して緊急降板。その後チームが同点に追いつかれたため、今季初勝利はまたもお預けとなった。
大谷は初回、エンゼルス先発の菊池とこの日最初の対戦で中飛に抑えられるも、3回の第2打席では左前打。さらに0-4で迎えた5回2死二塁の第3打席では136キロのチェンジアップを強烈にはじき返し、右前タイムリーとした。菊池の失点はこの1点だけだった。
大谷はさらに7回の第4打席でも内野安打を放ち、この日3安打目。ベースカバーに入る投手との競走になったが、大谷の俊足が勝った。4-6と2点を追う9回2死走者なしの第5打席では空振り三振だった。5打数3安打1打点。
菊池はこの試合前まで9試合に投げて防御率3.72だったが、まだ勝利投手になったことはなかった。この日は好投を続けていたが、6回1死走者なしでアクシデントが発生。打者エドマンの一ゴロで、一塁ベースカバーに入ったところでベースを踏む際に右足をひねるような形に。そのままエドマンと接触、転倒した。自力でベンチへ戻ったものの、2番手ブロック・バークがマウンドに上がり、菊池は降板。エンゼルスの発表によると、降板理由は右足首の負傷とされている。
勝利投手の権利は手にしていたが、7回に3番手アンダーソンがスミスに同点3ランを被弾。菊池は今季10度目の登板でも初勝利とはならなかった。ドジャース番ファビアン・アルダヤ記者のXによると、ドジャースが3試合以上の連戦でエンゼルスに全敗したのは2010年6月以来。実に15年ぶりの屈辱となった。
(THE ANSWER編集部)