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大谷翔平の“サイン盗み”を警戒 ボークを取らせたエ軍投手「情報を与えないよう」監督も「後ろから送られるのが嫌」

米大リーグ・ドジャースは17日(日本時間18日)、本拠地エンゼルス戦で9-11の2連敗を喫した。大谷翔平投手は「1番・DH」で先発し、6打数無安打2三振。最終回に出塁したが、二塁上で相手守護神があえてボークを取らせた。試合後に敵将と本人が“サイン盗み”対策を明かしている。

8回に2塁まで進んだドジャースの大谷翔平【写真:荒川祐史】
8回に2塁まで進んだドジャースの大谷翔平【写真:荒川祐史】

ドジャースVSエンゼルス

 米大リーグ・ドジャースは17日(日本時間18日)、本拠地エンゼルス戦で9-11の2連敗を喫した。大谷翔平投手は「1番・DH」で先発し、6打数無安打2三振。最終回に出塁したが、二塁上で相手守護神があえてボークを取らせた。試合後に敵将と本人が“サイン盗み”対策を明かしている。

 9-11の9回1死一塁。大谷はエンゼルス守護神ジャンセンの前に二ゴロに倒れた。二塁フォースプレーで一塁走者として残り、すぐに二盗を試みたが、ジャンセンは完全に無視し進塁に成功(守備側の無関心で盗塁はつかず)。さらにセットポジションに入ってから二走の大谷に声かけ。右手で三塁に行くようなジェスチャーを取った。当然ボークを取られ、2死三塁に。だが、打者ベッツを中直に仕留め、試合を締めた。

 米カリフォルニア州地元局「ファンデュエル・スポーツ・ネットワーク・ウェスト」の試合後番組では、各インタビューを中継。ロン・ワシントン監督はボークについて「後ろからサインを送られるのが嫌だったんだろう」と“サイン盗み”対策だと代弁した。

 さらにジャンセンも取材に応じ「インテンショナル・ボークだね」と故意だと告白。まさか大谷がするはずがないが、ジャンセンは他の試合でも走者をあえて進塁させることが多い。この日も「2死だったから、投げる位置だとかそういう情報を与えないようにしたんだ。だから三塁に進めた」と明かした。

 大谷は4戦連発はならず。結果的にドジャースは策にハマる形となった。

(THE ANSWER編集部)

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