井上尚弥の「評価は落ちてない」 ダウン後に映った恐怖の光景、名トレーナーが震撼「化け物だ」
ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に対する厳しい見方を、名トレーナーが一蹴した。WBA世界同級1位のラモン・カルデナス(米国)との4団体防衛戦でダウンを喫し、一部で低評価が噴出。アンチの声を黙らせるように「それは世界で最大のデタラメだ」と言い放った。

カルデナス戦後に上がったアンチの声を一蹴
ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に対する厳しい見方を、名トレーナーが一蹴した。WBA世界同級1位のラモン・カルデナス(米国)との4団体防衛戦でダウンを喫し、一部で低評価が噴出。アンチの声を黙らせるように「それは世界で最大のデタラメだ」と言い放った。
井上の実力を疑問視した声に噛みついたのは、WBC世界バンタム級王者の中谷潤人(M・T)のトレーナーを務めるルディ・エルナンデス氏だ。SNSを中心に、井上を「ガラスの顎の持ち主」と評した一部アンチの声に対して、米ボクシング専門ポッドキャスト番組「3ノックダウン・ルール」のYouTubeチャンネルで、異を唱えている。
「俺が気に食わないのは、『イノウエはダウンを奪われたから、もう彼はダメだ』と言っていることだ。黙ってろって感じだよ。それは世界で最大のデタラメだ。まず、モハメド・アリという男はダウンを奪われた」
ルディ氏は「これは世界最大のクソみたいな話だ」と、アンチの意見を否定。カウンターの左フックを被弾しながら、猛反撃に転じた光景には凄まじさを覚えたようで「俺はあの試合でのナオヤ・イノウエのパフォーマンスを否定しない。彼は化け物だ。彼は立ち上がった……」と驚きを語った。
続けてルディ氏は「俺はジュントに言ったんだ。もし君がナオヤ・イノウエと対戦することがあって、ダウンを奪ったら、カウント10まで彼が立ち上がらないように祈り続けた方が良いってな。だって彼を怒らせて、やり返しに来るかもしれない。もし立ち上がろうとしたら、蹴り飛ばせって」とジョークもまじえながら明かし、モンスターの実力に敬意を示した。
(THE ANSWER編集部)