熱望していた那須川天心戦「正直、今はどうでもいい」 WBO王者・武居由樹がV2戦へ強調した思い
ボクシングのWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)は28日、横浜BUNTAIで同級8位ユッタポン・トンデイ(タイ)を相手に2度目の防衛戦に臨む。14日は横浜市内の所属ジムで、練習を公開。WBC世界同級1位の那須川天心(帝拳)らとの対戦を期待する声もあるが、この日の取材に「正直、今はどうでもいい」とユッタポン戦に集中すると強調した。興行はNTTドコモの映像配信サービス「Leminoプレミアム」で有料生配信される。戦績は28歳の武居が10勝(8KO)、31歳のユッタポンが15勝(9KO)。

28日に武居由樹VSユッタポン・トンデイ
ボクシングのWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)は28日、横浜BUNTAIで同級8位ユッタポン・トンデイ(タイ)を相手に2度目の防衛戦に臨む。14日は横浜市内の所属ジムで、練習を公開。WBC世界同級1位の那須川天心(帝拳)らとの対戦を期待する声もあるが、この日の取材に「正直、今はどうでもいい」とユッタポン戦に集中すると強調した。興行はNTTドコモの映像配信サービス「Leminoプレミアム」で有料生配信される。戦績は28歳の武居が10勝(8KO)、31歳のユッタポンが15勝(9KO)。
シャドーとミット打ちをそれぞれ2ラウンドずつこなし、コンディションの良さをアピールした武居。着用していたTシャツには八重樫東トレーナーと自身の顔がデザインされていた。抱えていた怪我も完治。笑顔も見せて充実感を漂わせた。
ユッタポンとの防衛戦は、2025年1月に東京・有明アリーナで予定していたが、武居の右肩関節唇損傷で延期となっていた。この日の取材では「試合を延期にしてしまって、ユッタポン選手や色々な方に迷惑をかけてしまった」と改めて口にした。
同門の世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の前座で戦ってきたが、今回の世界戦では初めてメインを担う。「(怪我の影響で)結構辛い時期もありましたが、気持ちもしっかり切り替えた。メインらしくバチっと倒して勝ちたい」と力を込めた。