日本開催ボクシング世界戦に水差す行動「ふざけるなよマジで」 敬意なき観客に元世界王者が激怒
ボクシングのWBA世界スーパーフライ級(52.1キロ以下)タイトルマッチ12回戦が11日、東京・大田区総合体育館で行われ、前王者の同級6位・井岡一翔(志成)が王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)との再戦に0-3で判定負け(110-117、112-115、113-114)した。両者の激闘に称賛の声が集まる中、試合終了のゴングが鳴ると客席からリングに何かが投げ込まれるシーンも。試合を生中継したABEMAの解説も怒りの声を上げた。

井岡一翔VSマルティネス
ボクシングのWBA世界スーパーフライ級(52.1キロ以下)タイトルマッチ12回戦が11日、東京・大田区総合体育館で行われ、前王者の同級6位・井岡一翔(志成)が王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)との再戦に0-3で判定負け(110-117、112-115、113-114)した。両者の激闘に称賛の声が集まる中、試合終了のゴングが鳴ると客席からリングに何かが投げ込まれるシーンも。試合を生中継したABEMAの解説も怒りの声を上げた。
井岡が10回にダウンを奪うなど、両者が激闘を続けた12回。試合終了のゴングが鳴った直後だった。観客席からリングに何かが投げ込まれた。両者には当たらなかったものの、ABEMAで解説を務めた元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏は「うわっ、何か飛んできた。誰だよ飛ばしたやつ! コノヤロウ」と怒りの声を上げた。
「え、後ろからすか? 向こうから?」「ふざけるなよマジで。缶ビール?」と困惑も交じった様子の内山氏。実況の西達彦アナは「観客席から物が飛んで来まして……リスペクトに欠けた行動でしたね」と冷静に伝えていた。
その後、切り替えた内山氏は「凄い試合。マルティネスもすごいし、井岡もすごいし」と両者を絶賛。判定でマルティネスが勝利した後も「前回よりはいい戦いだった。1本、あともうちょっとズレていたら倒せていた試合」「試合自体はめちゃくちゃ面白かった」と語っていた。
(THE ANSWER編集部)