「オオタニの悪夢は続いている」 敵地実況席は頭抱える…9回に勝ち越し3ラン被弾、痛恨の逆転負け
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、同点の9回に決勝の12号3ランを放った。打った瞬間にスタンドインを確信したのか、バットを放り投げバンザイ。あまりに衝撃的な一発に、ダイヤモンドバックスの放送席は「悪夢は続いている」と頭を抱えている。

9回のオオタニ? 連夜の9回アーチに敵地呆然
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、同点の9回に決勝の12号3ランを放った。打った瞬間にスタンドインを確信したのか、バットを放り投げバンザイ。あまりに衝撃的な一発に、ダイヤモンドバックスの放送席は「悪夢は続いている」と頭を抱えている。
大谷は11-11で迎えた9回1死一、二塁で打席に立つと、右腕トンプソンの4球目、低めのスプリットを捉えた。打球速度113マイル(約181.8キロ)、飛距離426フィート(約129.8メートル)という一撃が右翼席へ一直線。大谷もスタンドインを確信したのか、打席でバットを放り投げ、バンザイしながら一塁へ走り出すパフォーマンスを見せた。チームは14-11とリードを奪い、そのまま勝利した。
ダイヤモンドバックス向け放送局「DバックスTV」では実況のスティーブン・バーシオーム氏が「オオタニが打った。グッバイだ。9回の悪夢は続いている。426フィート(約129.8メートル)だ。オオタニは昨夜9回にホームランを放ち、今夜も9回に打ちました」と悔しそうに言葉をつむいだ。
これに解説のボブ・ブレンリー氏は「少しストライクゾーンに入りすぎていた。プレートの内側へのチェンジアップ。オオタニは分かっていた」と、大谷の“読み”を称えていた。
大谷は前日に続く2試合連続本塁打。5月に入ってから8試合で5本塁打と量産態勢に入っている。
(THE ANSWER編集部)