大谷翔平、衝撃の9回11-11決勝12号3ラン! 「なかなかあるような展開じゃない」8-3→8-11→14-11大逆転勝ちに歓喜
米大リーグのドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地ダイヤモンドバックス戦の9回に2戦連発、メジャートップに並ぶ勝ち越し12号3ランを放ち、3点差をひっくり返す逆転劇を演出した。この日は6打数3安打4打点、打率を.304に上げ、14-11の勝利に貢献した。

ドジャース―Dバックス戦
米大リーグのドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地ダイヤモンドバックス戦の9回に2戦連発、メジャートップに並ぶ勝ち越し12号3ランを放ち、3点差をひっくり返す逆転劇を演出した。この日は6打数3安打4打点、打率を.304に上げ、14-11の勝利に貢献した。
敵地を騒然とさせる一発が9回に飛び出した。8-11で迎えた9回、相手守護神ギンケルを攻め立て、同点に追いついた。さらに1死一、二塁で代わったばかりの右腕トンプソンから大谷が豪快に3ランをかっ飛ばした。打った瞬間に確信した大谷は両手を広げて万歳。2戦連発となる12号3ランで、土壇場で試合をひっくり返した。これで本塁打数はメジャートップに並んだ。
ドジャース戦を中継する米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」では、実況のスティーブン・ネルソン氏が「バットを投げ捨てた! 飛んでいくところを見ている! ショウヘイ・オオタニが同点の試合をぶち壊す3ランを放った! 当然だ!」とまくし立てた。
試合は佐々木朗希投手が3回までに大量援護を受けていたが、8-3とリードしていたが、5回途中で5安打5失点で降板。2勝目はお預けに。継投した2番手バンダが同点満塁弾を浴び、さらに救援も打たれて8-11で9回を迎えていた。
大谷は現地中継のインタビューに応じ、「なかなかあるような展開じゃない。最後までみんな粘り強く後ろにつないで、最後は自分が打ちましたけど、追いつくまでの過程が素晴らしかったと思います」とチームを称えた。9回について「こういう攻撃ができると、最後まで諦めない気持ちも出て来る。相手にとっても脅威的なのではないかなと思うので、素晴らしい最終回だったと思う」と語った。
また、本塁打を打ったサイド右腕トンプソンについては「動き的にも珍しいというか、ボールの動きも独特で、素晴らしい投手なので、なんとかコンタクトすることを心掛けていきました」と振り返った。
(THE ANSWER編集部)