菅野智之、メジャー最長の7回1/3投げ4勝目 5奪三振1失点、無四球の快投…93球でエンゼルス3安打に封じる
米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は9日(日本時間10日)、敵地エンゼルス戦に先発し、大リーグでの自己最長となる7回1/3を投げ3安打1失点、5奪三振で降板。チームは4-1で快勝し、今季4勝目を挙げた。防御率は2.72。

スプリットで相手打線を翻弄
米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は9日(日本時間10日)、敵地エンゼルス戦に先発し、大リーグでの自己最長となる7回1/3を投げ3安打1失点、5奪三振で降板。チームは4-1で快勝し、今季4勝目を挙げた。防御率は2.72。
菅野は初回、ネトを三ゴロ、シャヌエルを得意のスプリットで空振り三振、モンカダを右飛に打ち取る絶好の立ち上がり。2回も三者凡退に仕留めた。3回1死からアデルに初安打を中前に運ばれるも、後続をきっちり抑えた。5回にも2死からレンヒーフォに中堅へ二塁打を許したが、続くアデルを三ゴロに仕留めた。
7回に先頭のモンカダに右翼への三塁打を浴び、次打者の遊ゴロの間に生還させたが、続くオホッピーをスプリットで空振り三振に仕留めるなど後続を抑えた。さらに大リーグでの自己最長となる8回のマウンドに立ち、先頭のレンヒーフォを二ゴロに打ち取ったところで2番手のカノーに交代。ここまで93球、さらに無四球でまとめる快投だった。
打線は初回にヘンダーソンが4号ソロ、2回にはホリデーとリベラの適時打で計3点を序盤から援護し、菅野を盛り立てた。9回にはヘンダーソンの適時二塁打で1点を追加した。
今季から大リーグへ移籍した菅野は、4月5日(同6日)のロイヤルズ戦で初勝利をマーク。前回先発した5月3日(同4日)のロイヤルズ戦は、6回2失点と好投したものの2敗目を喫していた。
(THE ANSWER編集部)