「ダウンの次にヒヤッとした」 井上カルデナス戦、日本人が肝を冷やした2Rじゃない殴り合い
ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が4日(日本時間5日)、ラモン・カルデナス(米国)との4団体防衛戦で8回45秒TKO勝ちした。2回にダウンを喫しながらも、3回から反撃に転じて強さを示した。7回、ダウンを奪い返す直前のシーンがネット上で話題になっていた。

井上尚弥VSカルデナス
ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が4日(日本時間5日)、ラモン・カルデナス(米国)との4団体防衛戦で8回45秒TKO勝ちした。2回にダウンを喫しながらも、3回から反撃に転じて強さを示した。7回、ダウンを奪い返す直前のシーンがネット上で話題になっていた。
2回にダウンを奪われながらも、その後に猛攻。7回にダウンを奪い返した。その直前、井上はカルデナスの強烈な左ボディー、左フックを受け、ロープ際へ後退。しばらく強打を浴びるシーンがあった。ただ、ここからリング中央に戻ると、相手の顔面に右の強打をお見舞い。今度はカルデナスが後退し、右の連打で尻もちをつかせた。
このシーンについては、X上で「ダウンの次にヒヤッとした」「同じくこの場面ガス欠か?とヒヤヒヤしました」「左フックまでもらってましたし怖かったです」「これダウンよりやばいと思った…」「あの一瞬時間が止まったような感覚がありましたよね?」などと日本ファンが反応しており、ピンチであると感じた声も多かった。
ただ、結果的には問題なく凌ぎ、逆にダウンを奪っていることから「休むために一旦ディフェンスに徹したのかと」「私は誘い込んでいるように見えました」「敢えて相手の体力やパンチ力を確認したと思ってます」「それでも勝つ、しかもKOで勝つから訳がわからない」などと実際は意図があったシーンだと推測するファンも多かった。
(THE ANSWER編集部)