あのカネロを超える2人目の日本人ボクサー誕生 井上尚弥に続き「凄い時代になった」ネット注目
世界で最も権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」は7日(日本時間8日)、階級を超えた格付けランク「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」最新版を公表。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が2位を維持した。ランキングにはWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M.T)が7位、WBA&WBC世界フライ級統一王者・寺地拳四朗(BMB)も9位で名を連ねた。

リング誌PFP最新版が発表
世界で最も権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」は7日(日本時間8日)、階級を超えた格付けランク「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」最新版を公表。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が2位を維持した。ランキングにはWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M.T)が7位、WBA&WBC世界フライ級統一王者・寺地拳四朗(BMB)も9位で名を連ねた。
PFPとは全17階級あるボクサーの実力を比較し、体重差がなかった場合の最強選手をランキング化したもの。海外メディアが各自で格付けしているが、リング誌のPFPが世界で最も価値がある指標とされている。
かつて日本人として初めて1位に輝いたこともある井上は4日(同5日)、米ラスベガスでWBA世界スーパーバンタム級1位のラモン・カルデナス(米国)を8回TKOで下したが、リング誌のPFP1位は世界ヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)で変わらなかった。
中谷と寺地は1つずつ順位を上げ、特に中谷は世界スーパーミドル級4団体統一王者の“カネロ”ことサウル・アルバレス(メキシコ)を抜いた。カネロは現地4日にサウジアラビアでIBF世界スーパーミドル級王者だったウィリアム・スカル(キューバ)に3-0の判定勝ち。2度目の同級4団体統一を果たしたが、海外メディア、ファンの間でも試合内容に見どころがなかったことが指摘されていた。
スターの一人であるカネロを中谷が抜いたことに、X上の日本人ファンからは「あのカネロより上になるのは凄い」「カネロを上回る日本人が2人もいるって凄い時代になったな」「寺地と日本人選手が3人も居るのは本当に凄いこと」などとコメントが書き込まれていた。
(THE ANSWER編集部)