「この攻撃を見ろ!」 井上尚弥、26秒の猛反撃に米実況もファンも大興奮「凄すぎる」「残酷だ」
ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が4日(日本時間5日)、米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位のラモン・カルデナス(米国)との4団体防衛戦に臨み、8回45秒TKO勝ちした。2回にまさかのダウンを奪われながらも、最後は圧倒。フラフラの相手を攻め立て、猛連打を浴びせた場面が拡散し、海外でも反響が広がった。

井上尚弥VSカルデナス
ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が4日(日本時間5日)、米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位のラモン・カルデナス(米国)との4団体防衛戦に臨み、8回45秒TKO勝ちした。2回にまさかのダウンを奪われながらも、最後は圧倒。フラフラの相手を攻め立て、猛連打を浴びせた場面が拡散し、海外でも反響が広がった。
強烈なパンチに、カルデナスは防戦一方だった。2回にダウンを奪われた井上は反撃開始。不敵な笑みを浮かべるカルデナスをロープ際まで追い込み、猛連打を浴びせた。ふらついた挑戦者に米実況も「イノウエと戦う時はレベルが違います。この攻撃を見ろ! 7回も半分が過ぎた頃です。オウ! サイドへの左フックで後ろに追いやった!」と絶叫した。
米興行大手・トップランク社公式Xが、26秒間の動画を公開。米ファンからは「これは凄すぎる」「このボディーショットは残酷だ」「ワオ!」「今年一の戦いだ」「これが我々が見たかった戦いだ。イノウエが今週末のボクシングを救ってくれた」「なんてこった! この戦いが2日間を簡単に埋め合わせてくれた!」と熱狂の声が並んだ。
井上は7回に右ショート4連発を浴びせ、初のダウン奪取。8回もフラフラの相手を攻め立て、たまらずレフェリーが止めた。下馬評は井上の圧倒的有利だったが、大熱戦に。試合後の井上は「ボクシングはそんなに甘くないと実感した」と振り返り、「次は9月にアフマダリエフと戦います」と宣言した。
(THE ANSWER編集部)