井上尚弥、計量パス→4時間後に明かした本心「ラスベガスだから…ではなく」 本場米国でもモンスターは不変
ボクシングの世界スーパーバンタム級(122ポンド=55.3キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は4日(日本時間5日)、米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位のラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を行う。3日(同4日)は会場近くのホテルで前日計量が行われ、井上が121.9ポンド(55.3キロ)、カルデナスも121.8ポンド(55.2キロ)でともにパス。囲み取材に応じ「いつも通り。平常心で戦う」と静かに闘志を燃やした。

井上尚弥VSカルデナス
ボクシングの世界スーパーバンタム級(122ポンド=55.3キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は4日(日本時間5日)、米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位のラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を行う。3日(同4日)は会場近くのホテルで前日計量が行われ、井上が121.9ポンド(55.3キロ)、カルデナスも121.8ポンド(55.2キロ)でともにパス。囲み取材に応じ「いつも通り。平常心で戦う」と静かに闘志を燃やした。
先着200人のファンに公開で行われた前日計量。カジノホテル「MGM GRAND」内の会場前には、開始1時間前には長蛇の列ができていた。多くの報道陣、ファンが歓声を上げる中、井上は体重計へ。先に計量していたカルデナスと13秒間のフェイスオフを行った。先にカルデナスが視線を外して対面は終了した。
計量から約4時間後、日本メディアの囲み取材に応じ「リカバリーは日本で良く行っている焼肉屋さんのオーナーさんが来てくれている。凄く助かっています」と試合に向けて不安はない様子だ。
この日、会場には井上と2度戦っている元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)も姿を見せており、再会を果たした。「久しぶり感はありました」と喜び、ドネアが井上を絶賛していることを聞くと「ボクシングを知っている選手。そう言ってもらえると自分の自信になる」と話した。
ボクシングの本場・米国ラスベガスでの久々の試合。モンスターとして注目を浴びる。ただ本人は「いつも通り。ラスベガスだからこういう試合をするとかではなく、日本でやっているパフォーマンスを求められているから、平常心で戦う」と冷静に本心を語った。
井上は2021年6月以来、3度目となる本場ラスベガス上陸。海外開催は5度目だ。4度目の4団体同時防衛に成功すれば世界最多タイ記録。KO勝ちなら、元世界ヘビー級王者ジョー・ルイス(米国)を超える歴代単独最多の世界戦23KOとなる。
(THE ANSWER編集部)