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日本人ボクサーの世界戦激闘に刺激「ここに入らないと」 フライ級・飯村樹輝弥が地域王座防衛へ

ボクシングの東洋太平洋フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチ12回戦が3日、東京・後楽園ホールで行われる。2日に都内で実施された前日計量では、初防衛戦の王者・飯村樹輝弥(角海老宝石)が50.5キロ、同級1位エスネス・ドミンゴ(フィリピン)が50.3キロで一発パス。飯村は日本人王者で活況を呈する世界戦線に割って入る気概を見せた。戦績は27歳の飯村が8勝(2KO)1敗、26歳のドミンゴが21勝(13KO)2敗。

前日計量に出席した飯村樹輝弥【写真:澤田直人】
前日計量に出席した飯村樹輝弥【写真:澤田直人】

東洋太平洋フライ級タイトルマッチ12回戦

 ボクシングの東洋太平洋フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチ12回戦が3日、東京・後楽園ホールで行われる。2日に都内で実施された前日計量では、初防衛戦の王者・飯村樹輝弥(角海老宝石)が50.5キロ、同級1位エスネス・ドミンゴ(フィリピン)が50.3キロで一発パス。飯村は日本人王者で活況を呈する世界戦線に割って入る気概を見せた。戦績は27歳の飯村が8勝(2KO)1敗、26歳のドミンゴが21勝(13KO)2敗。

 飯村は計量を一発クリア。「(コンディションは)ばっちりです。これ以上にないくらいにやってきたので、明日出せるようにするだけです」。ポーズを決め、記者に囲まれながら笑顔を見せた。

 王座防衛の先に世界を見据えている。フライ級は強敵が多い階級。3月にはWBC王者だった寺地拳四朗(BMB)がWBA王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に12回TKO勝ちし、激闘で王座統一に成功した。同じ日にWBO王者アンソニー・オラスクアガ(米国)が京口紘人(ワタナベ)に判定勝ち。矢吹正道(LUSH緑)はIBF王座を奪取した。桑原拓(大橋)ら日本人が各団体で世界ランク入りしている。

 飯村は世界戦をチェック。「自分もここに入っていかなきゃいけないと思った」と覚悟を示した。もちろん、目の前の一戦にも抜かりはない。2022年10月、デビュー4戦目でドミンゴにプロ初黒星を喫した。今回は因縁の相手と再戦だ。

「練習に対する姿勢を変えてくれた。失敗を成長に変えたい。連敗はありえない。明日勝たなきゃ、その先が見えてこない。絶対に勝ちます」

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