天皇賞・春の枠順で生まれた「両極端」 注目は鞍上、短期免許で来日の外国人Jは4枠6番の絶好枠へ
4日に京都競馬場で行われるG1天皇賞・春(4歳上、芝3200メートル)の枠順が1日、確定した。春の古馬長距離チャンピオン決定戦は、前年王者が不在の中で行われる混戦ムード。競馬ファンからは「極端すぎるだろ」「難解だな」といった声が上がっている。

G1天皇賞・春枠順確定
4日に京都競馬場で行われるG1天皇賞・春(4歳上、芝3200メートル)の枠順が1日、確定した。春の古馬長距離チャンピオン決定戦は、前年王者が不在の中で行われる混戦ムード。競馬ファンからは「極端すぎるだろ」「難解だな」といった声が上がっている。
昨年の優勝馬テーオーロイヤルが不在。また長距離クラシックの菊花賞を勝ったアーバンシックも回避とあって、人気分散は必至となっている。その中で上位人気に支持されると見られる菊花賞2着馬のヘデントール(牡4・木村)は4枠6番。昨年レースの2着馬・ブローザホーン(牡6・吉岡)は2枠3番、前哨戦の阪神大賞典を勝ったサンライズアース(牡4・石坂)は3枠5番とそれぞれ絶好枠に入った。
一方、一昨年の勝ち馬のジャスティンパレス(牡6・杉山晴)は7枠13番、条件戦ながら3000メートルのレースを阪神大賞典より速いタイムで走破したハヤテノフクノスケ(牡4・中村)は大外の8枠15番となった。
3200メートルの長丁場とあって、短距離戦ほど枠順の差が生まれにくいが、それでもネット上のファンからは「内と外で極端すぎるやろ」「ヘデントールが絶好過ぎる。しかもレーン騎乗だろ 買いだな」「ジャスティンパレスはもっと内が欲しかった。復活できる?」「ブローザホーンはいいとこ入ったな。これで雨降ったら鬼に金棒」「意外と難解だな」「フクノスケの大外はきついか 狙ってるのに」「長距離の武ちゃんは買いだろ」「天皇賞でエンペラー マイネル軍団の一発ある」など、短期免許取得で参戦するダミアン・レーン騎手や武豊騎手に期待を寄せる声も上がっている。
今年は4歳上の牡馬のみで争われ、フルゲート割れの15頭立て。最強ステイヤーの称号を手にするのはどの馬か。
(THE ANSWER編集部)