ドジャースVSパイレーツ

　米大リーグ・ドジャースは26日（日本時間27日）、本拠地でパイレーツに8-4で勝利した。「1番・DH」で先発した大谷翔平投手は5打数3安打、1打点1盗塁。不振からの復調を印象付け、チームの連敗を3で止める活躍だった。メジャー6試合目の佐々木朗希投手は5回2/3で5安打4奪三振、3四死球3失点。初勝利はお預けとなったが、デーブ・ロバーツ監督は「今回最高の登板」と称えた。

　佐々木は初球先頭打者アーチを浴びたが、その後はスプリットを軸に粘りの投球。2-1の5回は連打で無死二、三塁のピンチを招き、空振り三振で1アウトを奪ったが、続くクルーズに右前適時打で2-3と逆転された。打線の援護で3-3の同点に。5回2/3で93球を投げ、5安打4奪三振、3四死球3失点で降板し、初勝利はお預けとなった。

　米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」は試合後の会見を中継。ロバーツ監督は「ロウキはとてもよかった」とコメント「今季最高の登板かもしれない。効率的に投げていた。打者を上手くコントロールしていた」と絶賛した。

　さらに「正しく変化球、直球を使っていた。クルーズの初球先頭打者本塁打はかなり凄かった。でも、その後はとても落ち着いていた。今までで一番の投球だったと思うよ」と労った。