井上尚弥、米国練習に記者70人集結「期待に応えたい」 プライベートジェット好待遇でベガス上陸
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が23日(日本時間24日)、米ロサンゼルスで練習を公開した。5月4日(同5日)にネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を予定。日米メディアの取材に応じ、プライベートジェットの好待遇でラスベガスに移動した。興行はPrime Videoで独占生配信。戦績は32歳の井上が29勝(26KO)、29歳のカルデナスが26勝(14KO)1敗。

井上尚弥が米国で公開練習、抜群の注目度「相手は万能な良いボクサー。でもイージー」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が23日(日本時間24日)、米ロサンゼルスで練習を公開した。5月4日(同5日)にネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を予定。日米メディアの取材に応じ、プライベートジェットの好待遇でラスベガスに移動した。興行はPrime Videoで独占生配信。戦績は32歳の井上が29勝(26KO)、29歳のカルデナスが26勝(14KO)1敗。
井上は23日に日本を出発。同日に定刻でロサンゼルスに到着し、空港から直接市内のWestSide Boxing Clubに向かって練習を公開した。午後2時開始の予定だったが、午後0時30分に到着。予定を早めて練習をスタートした。
小さなジムながら70人を超える日米の記者が集結し、抜群の注目度。到着早々にカルデナスと初対面し、写真撮影を行った。日米メディアに分かれ、各10分ほどの取材に対応。記者に囲まれる中、リング上でバンテージを巻き、シャドー、ミット打ち、サンドバッグ打ちを1回ずつ披露した。
その後は共同プロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社が用意したプライベートジェットでラスベガスへ。午後3時45分に決戦の地に到着し、同5時からホテルのジムで体を動かした。
海外開催は5度目、2021年6月以来3度目の本場ラスベガスでの試合となる。井上は同社を通じ「(米国に)戻ってくるのに4年かかりましたけど、またすぐにでも戻ってきたいです」と喜びを表現。「今日は多くのメディアが来てくれてとても嬉しい。期待があるのはわかっていますし、その期待に応えたいです」と約束した。
カルデナスがメキシコ系米国人のため、「自分の父はバレラ、モラレス、マルケスを見ていました。なので、自分の好きなメキシカンボクサーといえば彼らが挙がりますね」と説明。「カルデナスは綺麗なボクサーです。万能な良いボクサー。でも、自分からすればイージーですね。彼がどんな形で来ても、自分にアドバンテージがあると思う」と自信を見せた。
(THE ANSWER編集部)