「3150×LUSHBOMU vol.6」

　ボクシングの元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏が手掛ける興行「3150×LUSHBOMU vol.6」（5月24日・インテックス大阪）の追加カードが21日、大阪・KWORLD3ジムで発表された。メインイベントでは、IBF世界フェザー級1位・亀田和毅（TMK）が同級王者アンジェロ・レオ（米国）に挑戦する。

　フェザー級8回戦では東洋太平洋同級2位・中川抹茶（KWORLD3）が日本同級15位・英洸貴（カシミ）と対戦。両者は2024年3月15日に東京・後楽園ホールで対戦し、1-1の判定で引き分けだった。当時はノーランカーだった中川が、3団体（日本、東洋太平洋、WBOアジアパシフィック）でランク入りしていた英と対戦した。

　中川は「この一年で英選手と立場は逆転した形になりますが、自分としては前回勝てなかったのでリベンジのつもりで戦います。ランキングも東洋太平洋2位まで上がってきてタイトルマッチも近い状況ですが、まずは英選手にはっきりとした形で勝利して、タイトルマッチを迎えられればと思います」と意気込んだ。

　前回の対戦後、東洋太平洋ランカーに勝利し、オーストラリア国内の2階級制覇王者にも勝利。大阪・KWORLD3ジムへと新たに拠点を移し、今戦に向けて2週間のフィリピン合宿を行った。

「自分はこの一年でいろいろな経験もして環境もガラッと変わって、よりボクシングに集中して取り組める環境で練習に打ち込めています。フィリピン合宿でもいろいろな学びがあった。周りの方々の期待に応えるためにも、メインイベントで行われる同じフェザー級の世界戦にも負けないくらい盛り上がる試合をしたい」