強豪ロシア勢の参戦に「対策は…見ない!」 坂本花織、五輪シーズンへ課題はSP「ずっと考えてしまっている」
フィギュアスケートの国別対抗戦が19日まで東京体育館で開催され、日本は米国に次ぐ2位だった。20日はエキシビションが行われ、日本代表主将の坂本花織(シスメックス)は「Poison」を披露。今季を締めくくった。演技前の取材では来季に向けて「最近はショート(SP)の安定感がなくなっている。そこを取り戻すのが一番の課題」と話した。

国別対抗戦を終えて今シーズン終了
フィギュアスケートの国別対抗戦が19日まで東京体育館で開催され、日本は米国に次ぐ2位だった。20日はエキシビションが行われ、日本代表主将の坂本花織(シスメックス)は「Poison」を披露。今季を締めくくった。演技前の取材では来季に向けて「最近はショート(SP)の安定感がなくなっている。そこを取り戻すのが一番の課題」と話した。
「昨シーズンのような結果を今季も望んでいたので、それに比べると波が大きすぎてハマらない試合もたくさんあった」。坂本は今季をこう振り返る。全日本選手権4連覇などさすがの実力を示した一方、3連覇中だった世界選手権では2位。特に課題を感じているのはSPだ。
3回転ルッツ、3回転フリップ―3回転トウループの連続ジャンプに不安を抱えている状態だったと明かし「ずっとショートのことを考えてしまっている」と頭を悩ませている。「練習から自信もっていかないと試合でうまくいかない」と改善を目指す。
来季のミラノ・コルティナ五輪には、国際大会から除外されていた強豪ロシア勢も個人の中立選手として参加が可能に。対策を聞かれると「対策は……見ない! 自分に集中することにかけます。(見ると)動揺する」と苦笑いで話した。
ゴールデンウィーク明けから、早くも来季へ向けて始動予定。束の間のオフについては「一応、旅行に行こうといっている人はいます。あの……樋口さん」と仲の良い樋口新葉と出かけるつもり。「樋口さんラブなんで。最初ちょっと国出そうになったんですけど、ちょっとやめとこうと国内になりました」と笑っていた。
(THE ANSWER編集部)