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坂本花織、フリー直前「んん?!」と笑ってしまった声の主 主将務めた国別対抗戦「2年後は絶対出ない(笑)」

フィギュアスケートの国別対抗戦が19日まで行われ、日本は米国に次ぐ2位だった。女子フリーでは坂本花織(シスメックス)が145.00点の3位。日本のキャプテンとして、今季最後の公式戦で堂々と滑り切った。来季はショートプログラム(SP)、フリーともに変更予定。ハードなプログラム「シカゴ」を自分のものとし「自信になった1年でした」と今季を振り返った。

国別対抗戦で笑顔を見せながら演技した坂本花織【写真:中戸川知世】
国別対抗戦で笑顔を見せながら演技した坂本花織【写真:中戸川知世】

フィギュア国別対抗戦

 フィギュアスケートの国別対抗戦が19日まで行われ、日本は米国に次ぐ2位だった。女子フリーでは坂本花織(シスメックス)が145.00点の3位。日本のキャプテンとして、今季最後の公式戦で堂々と滑り切った。来季はショートプログラム(SP)、フリーともに変更予定。ハードなプログラム「シカゴ」を自分のものとし「自信になった1年でした」と今季を振り返った。

 息もつかせぬパワフルなフリーの「シカゴ」。冒頭のダブルアクセルを決めた後、3回転ルッツでバランスを崩しながらも耐え、思わず笑みがこぼれた。着氷が乱れるシーンはその後もあったものの演技を完遂。主将としての役目を全うした。

 団体戦では、応援ブースの装飾なども積極的に担当。明るくチームを盛り上げた。ミラノ・コルティナ五輪が控える来季へ「試行錯誤をたくさんした。それはそれでよかった今シーズンだったと思う」と話した。以下、主な一問一答。

――オリンピックシーズンを前に、団体戦で重要な経験を得られた。

「この中からもちろん五輪の団体戦を経験する選手もいると思いますし、この経験が五輪の時に活かされたらいいなと思いました。滅多に団体戦はできない。こうやって大事なシーズンの直前に経験できたのはよかった」

――今季の振り返り、ミラノ・コルティナ五輪がある来季へ向けての思いは。

「今シーズン始まる前から、今季と来季を2年で一つと言っていた。折り返し地点だと思う。前半課題をたくさん残して終われた。次の1年に向けて、試行錯誤をたくさんした。それはそれでよかったシーズンだったと思う」

――来季のプログラムについて考えていることは。

「正直、もうちょっと落ち着いた曲がいいなというのは、今シーズンSPもフリーもやって思いました。もうちょっと息つかせてほしいです(笑)」

――意地で耐えるシーンもあった。

「最初のルッツを耐えたあたりから乳酸がたまりすぎて『こりゃやばい』と。でもみんながこれでもかというくらい応援してくれたので、それがすごく力になりました」

――応援は、自分の時は何をしてもいいと言ったとか。

「昨日の時点かな、皆で夜ごはん食べたときに『明日応援、どんなことをしてほしい?』って(吉田)唄菜ちゃんとかに聞かれて、花織の時はいろんな音を鳴らしてもらって構わないんで、なんでもありでお願いしますみたいな。ある機材全部使ってもらっていいからみたいな感じで言ったらホンマに使ってました」

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