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りくりゅうSP自己新に驚き「あ、そうなの?」 80.99点、今季最終戦でガッツポーズ&観客総立ち「積み上げたものが間違っていなかった」

フィギュアスケートの国別対抗戦は18日、東京体育館でペアのショートプログラム(SP)が行われた。日本代表からは世界選手権優勝の“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が出場。自己ベストの80.99点をマークし首位だった。フィニッシュ後はガッツポーズも見せ、観客は総立ち。会心の演技に「最初から滑っていて楽しかった」と充実感を漂わせた。2017年以来、4大会ぶり3度目の優勝を目指している日本は、この時点で合計56点の2位となっている。

国別対抗戦で演技する三浦璃来&木原龍一組【写真:矢口亨】
国別対抗戦で演技する三浦璃来&木原龍一組【写真:矢口亨】

フィギュア国別対抗戦・ペアSPで三浦璃来&木原龍一組が首位に

 フィギュアスケートの国別対抗戦は18日、東京体育館でペアのショートプログラム(SP)が行われた。日本代表からは世界選手権優勝の“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が出場。自己ベストの80.99点をマークし首位だった。フィニッシュ後はガッツポーズも見せ、観客は総立ち。会心の演技に「最初から滑っていて楽しかった」と充実感を漂わせた。2017年以来、4大会ぶり3度目の優勝を目指している日本は、この時点で合計56点の2位となっている。

 演技直前、世界チャンピオンの2人の名前がコールされると東京体育館には歓声が響き渡った。高さのあるリフト、スロージャンプも見事に決めるなど息ぴったりの演技。フィニッシュ後は互いにガッツポーズを見せ、観客はスタンディングオベーションで称えた。

 演技後の取材で、木原はパーソナルベストまでは更新していなかったと思っていた様子。自己ベストであると知ると「あ、そうなの?」と驚きながらも笑みを作った。「80点を2年ぶりに超えられてよかった。今シーズン積み上げてきたものが間違っていなかった」と頷いた。

 三浦も「基礎点が低い構成のSPでもきちんと80点を出せてよかった」と手応えを掴んだ様子。坂本花織らが日本代表のブースからエールを送る、国別対抗戦ならではの雰囲気も楽しんだ。「滑っていて、見える位置にいるというのは本当に安心感がある。最初から滑っていて楽しかった」と語った。

 17日にはアイスダンスのリズムダンス(RD)、男子SP、女子SPが行われた。日本は男子SPで鍵山優真が4位、女子SPで坂本花織が2位となるなど、初日を終えて合計44点をマーク。同52点の米国を追いかける展開となっていた。ペアSPを終え、日本は合計56点。同60点でトップの米国との差を縮めた。この日は続けてアイスダンスのフリーダンス(FD)、男子フリーが行われる。

 国別対抗戦は2014年ソチ五輪からの団体戦正式種目採用に先駆ける形で、09年から始まった。2年に1度、ISU(国際スケート連盟)主催の国際大会最終戦として行われる。ISU主要大会で獲得した世界ポイントランキングを合計した上位6か国が出場。今大会は日本、米国、イタリア、フランス、カナダ、初出場のジョージアが争う。

 選手構成は男女2名ずつにペアとアイスダンス1組ずつ。SP&RD、フリーでそれぞれ1位が12ポイント、2位が11ポイント……と得点が加算され、国ごとに選手のポイントを合算した総合獲得ポイントで順位が決まる。日本は12年、17年と過去2度の世界一に輝いている。

(THE ANSWER編集部)



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