皐月賞4コーナーに騒然「超膨れて…」 今見ても破天荒、競馬ファンが忘れない衝撃の「鬼脚」
競馬の牡馬クラシック第1弾・G1皐月賞(芝2000メートル)は20日に中山競馬場で発走となる。決戦ムードが盛り上がる中、ネット上の競馬ファンは10年前の衝撃レースに再注目。破天荒な勝ち方に「凄すぎて目眩する」「何度見ても熱すぎ」といった声が上がっている。

G1皐月賞が20日に発走
競馬の牡馬クラシック第1弾・G1皐月賞(芝2000メートル)は20日に中山競馬場で発走となる。決戦ムードが盛り上がる中、ネット上の競馬ファンは10年前の衝撃レースに再注目。破天荒な勝ち方に「凄すぎて目眩する」「何度見ても熱すぎ」といった声が上がっている。
まさに一刀両断だった。2015年、15頭立てで行われた皐月賞。出遅れた3番人気のドゥラメンテは後方のイン追走から3コーナーで進撃を開始した。4コーナーで鞍上のミルコ・デムーロ騎手は外に持ち出し、後方勢の進路をカットするような強引な騎乗だったが、馬場の中央から追い出されると矢のような伸び。完璧な位置取りから先行抜け出しを図ったリアルスティール、それを追ったキタサンブラックを大外から一気の“鬼脚”で差し切った。先行勢をかわした残り50メートル地点でデムーロが首を振りながらガッツポーズを見せたほど。異次元の勝ちっぷりだった。
84回の歴史を誇る皐月賞の中でも、破天荒な勝ちっぷりだったドゥラメンテのレース。映像を再確認したネット上のファンからは「見てて気持ち良すぎる」「凄すぎて目眩がする」「皐月賞と言えばドゥラメンテ コーナー超膨れて立て直して再加速」「こんなドリフトかました後にこの鬼脚。この世代どころかこの数年間じゃ最強クラスの馬だと思う」「ギアを一気に数段上げたように瞬間的に加速する走り本当に好き」といった声が上がっている。」
ドゥラメンテは4歳だった2016年に引退。2017年に種牡馬入りしたものの、2021年に急性大腸炎のためまだ9歳の若さでこの世を去った。産駒は5世代のみにとどまったが、今年の皐月賞にはそのラストクロップが4頭出走予定。当時2着のリアルスティール、3着キタサンブラック産駒もゲートイン予定となっており、競馬の歴史を紡ぐ“血のドラマ”も注目される。
(THE ANSWER編集部)