松山英樹のV直後にあった「最も印象的な瞬間」 43年前マスターズ覇者が絶賛した一幕「プレーとは関係なく…」
米男子ゴルフの祭典・マスターズが現地時間10日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタナショナルGCで開幕する。71歳のマスターズ覇者は、2021年の大会を制した松山英樹(LEXUS)について「おそらくゴルフ場で最も印象的な瞬間のひとつ」として、あるシーンの思い出を語っている。

クレイグ・スタドラー氏が振り返った名場面
米男子ゴルフの祭典・マスターズが現地時間10日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタナショナルGCで開幕する。71歳のマスターズ覇者は、2021年の大会を制した松山英樹(LEXUS)について「おそらくゴルフ場で最も印象的な瞬間のひとつ」として、あるシーンの思い出を語っている。
チーム松山を称賛したのは、1982年大会を制したクレイグ・スタドラー氏だった。米専門局「ゴルフチャンネル」で司会を務めるマット・アダムズ氏のポッドキャスト番組「フェアウェー・オブ・ライフ・ウィズ・マット・アダムズ・ゴルフショー」公式YouTubeチャンネルに出演し、当時の光景をこう振り返った。
「彼のキャディが18番ホールで見せた行動は、ショットやゴルフのプレーとは関係ない出来事として、おそらくゴルフ場で最も印象的な瞬間のひとつだった」
スタドラー氏が語った場面は、松山がウイニングパットを決めた直後のこと。大きな拍手がわき起こる感動の瞬間の後、早藤将太キャディーが18番のピンをカップに挿し、グリーンのキャップを脱いでコースに向かって一礼した。感謝の意を表したシーンは米メディアの間でも大きく取り上げられた。
71歳の大ベテランは、その翌年に開催されたチャンピオンズ・ディナーで松山が約8分間にわたって英語でスピーチした振る舞いも絶賛。「チーム松山」の行動に称賛の言葉は尽きなかった。
(THE ANSWER編集部)